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テーマ:ミステリはお好き?(1495)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・日本)
幻想小説の連作短編集である,
太田忠司の「黄昏という名の劇場」(2002)を読んだ。黄昏の世界から追放された語り手である「私」が聞かされた様々な話を集めた形。 人形に乗っ取られた船での経験を老人が語る「人形たちの航海」,時を飼いならす者が語った「時計譚」,木に支配された「鎌の館」,無法者の赤帽子が不思議な男にたぶらかされる「雄牛の角亭の客」,本に存在を消されそうになった男の話である「赤い革装の本」,世界を好きなように変えられる「憂い顔の探偵」,神が創造した最も完全なる生き物であるスコティッシュ・ディアハウンドについての話である「魔犬」と続き,「黄昏または物語のはじまり」が最後のまとめになっている。 それぞれの話はおもしろく,特に「憂い顔の探偵」の語り手と私のやりとりが楽しかったが,最後の話はやや蛇足的で,まとめをつけすぎてしまったような気もする。 太田忠司の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (太田忠司)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所) こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 著者ホームページ:Ohta's Home page 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 日々のあぶく(kiyu25さん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/04/22 12:19:20 AM
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