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テーマ:ミステリはお好き?(1495)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・日本)
便利屋シリーズ「中年編」の2作目である,
東直己の「探偵は吹雪の果てに」(2001)を読んだ。「残光」(日記は→こちらから)を読んで,便利屋さんの変貌振りにびっくりしたのが,本作でやっと慣れた(笑) バーで暴れていたヤクザを追い出した「俺」だが,店を出たところで,桜庭組の芳野たちに襲われ入院することに。 高田の知人である医者の池谷の機転で清田区のホスピスに無料入院していた「俺」だが,芳野たちが病院を襲ってくるという話を聞いたことと,偶然に出会った死んだはずの昔の恋人純子から手紙を届ける依頼を受けたことから,入院を1日早く切り上げて,斗己誕町に向かうことに。 斗己誕町に行った「俺」だが,目指す相手はいなくて,町の中では完全に浮いた存在になり,さらに「俺」を町から追い出そうとする圧力が方々からかかって…… 「俺」が行くことによって,前年秋にその町で起きた金属バット事件にケリがつくというような話なのだが,おせっかいで意地っ張りな「俺」が,年増女性から結局いいように利用されていて,それをちっとも不快に思わないというところがとてもよかった。 「俺」が斗己誕町に戻る場面のキャラクター配置がすごくよかった。 おたがいに年をとってしまったが,純子と「俺」の哀しいけれど美しい恋愛ストーリーでもあった。 ところで,シャワー・トイレにこだわる「俺」の気持ちって……わかる(笑) 時代・場所,登場人物などをフリーページの東直己メモ(探偵は吹雪の果てに)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。 東直己の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (東直己)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所) こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 りぶらりさん 19番の独り言(ケント19さん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/05/01 12:52:52 AM
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