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カテゴリ:読んだ本(その他・日本)
恩田陸の「黄昏の百合の骨」(2004)を読んだ。2年間のイギリス留学を学年の切れ目で打ち切り,10月に長崎の私立高校「紫苑」2年に編入した水野理瀬が,同じ年のクリスマスに再びイギリスに戻るまでの話。 「理瀬」のについての全貌を知るために何をどのように読んでいけばよいか,いまだ自分の中で明らかにならっていないのだが,これは単独で読んで,素直におもしろいといえる作品だった。 理瀬が血のつながらない叔母梨南子,梨耶子と白百合荘(魔女の家)に住むことになったのは,一年前に死んだ祖母の遺言で家を処分する条件として理瀬がその家に住むことがあったため。 祖母と理瀬の真意はジュピターを処分することにあり,法事のため家に戻った父方の従兄の稔(大学病院の医師)と亘(アメリカ留学予定の学生であり青年実業家)のうち,稔は理瀬の世界の住人であり,ともにジュピター探しをし,亘は疎外感を味わう。 理瀬を核とした白百合荘の事件に田丸賢一が脇坂朋子に執拗に交際を求める事件,さらには理瀬の背景をめぐる事件が複雑にからみ,それぞれが適度に収束しているので,とてもおもしろかった。 北海道から来た理瀬の父親もこの作品の中では実に「男らしく」カッコよかった(笑) どことなく黎二に似ているという勝村雅雪や理瀬のことを想い続ける脇坂慎二(14)は,どこかの作品で出てくる(出ている)のだろうか? PS 水野理瀬,ヨハンおよび周辺のキャラクタに関する作品(名前が出てくるだけでも可)を教えてください。 ただし, 「三月は深き紅の淵を」,「麦の海に沈む果実」,「黒と茶の幻想」 短編「水晶の夜、翡翠の朝」 短編「睡蓮」,連載中「薔薇のなかの蛇」(←shiba_motoさんに感謝) 以外ということでお願いします。 恩田陸の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (恩田陸)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → 読書 (↑関連トラバの集積場所) こちらもクリックをよろしく!! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 life is journey.(micky-momoさん) 日々のあぶく(kiyu25さん) ☆なほまる★さん Happiness(あおニャンさん) 積んどく? 読んどく?(shiba_motoさん) 猛読醉書(かつきねえさん) でこぽこぽこ(でこぽこ3さん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/05/19 12:41:46 AM
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