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テーマ:京極堂シリーズ大好き!(44)
カテゴリ:京極夏彦
京極夏彦の「覘き小平次」(2002)を読んだ。役者としての才能がなく,音羽屋から破門され,地方まわりの幽霊しかできない役者小平次の生き方というか,生きているのかいないのかわからないありさまを軸に, 長男の嫁の姦計で家を追われる若い後妻, 仇を恩と思い続ける男, 絵の中の男に惚れ,恵まれた家族を捨てる女, 娘を殺され,大きな仕掛けで極道に意趣返しをする商人, 半端な育ち方をして,最後までそれに気づかない男, 「無」のふりをしながらも「名前」にこだわる男, 売れない役者の「存在感」に嫉妬する女形, 機会さえあれば相手を殺し,金を奪う悪党, などの話がからみながら,それぞれが結構スッキリと収束する。 ところで,又市と治平が初めて組んだときの話であること,「巷説百物語」では放下師の親分である四球の徳次郎が江戸に来て3年目の一匹狼であることなどから,時代が天保より前であることはわかるのだが,特定するには至らなかった。 「前巷説百物語」を読んだらわかるかなぁなどと期待している(笑) 北斎の「こはだ小平二」(画像は→こちらから)がモチーフの一部であるという感じはした。 「指」が怖い!! 話の中で斬りたくなる!! って,ちょっと考えすぎかな(笑) 時代・場所,登場人物をフリーページの京極夏彦メモ(覘き小平次)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。 京極夏彦の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (京極夏彦)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → 京極夏彦の世界 (↑関連トラバの集積場所) こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 著者ホームページ:大極宮 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 日々のあぶく(kiyu25さん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/05/27 12:17:15 AM
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