|
全て
| カテゴリ未分類
| パソコン一般
| 読んだ本(ミステリ・日本)
| 英語の読書
| Access・Wordなど
| 読んだ本(ミステリ・海外)
| HP・ブロク・ブラウザ・スパイウェアなど
| TV・映画・コミックスなど
| 読んだ本(その他・海外)
| 読んだ本(時代)
| 北森鴻
| 京極夏彦
| 連続テレビドラマ
| 高田崇史
| 森博嗣
| 綾辻行人
| 定期スキャン
| ジャポニカロゴス
| 読んだ本(その他・日本)
| ネプリーグ
テーマ:ミステリはお好き?(1494)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・日本)
桜庭一樹の「少女には向かない職業」(2005)を読んだ。「女には向かない職業」だったら,P.D.ジェームズによるコーデリア・グレイの「探偵」なのだが,ここでは,中学2年の大西葵の職業が「殺人者」であることがプロローグで語られる。 下関市の沖合いにある島(橋で下関ともつながっている)を舞台にした外見は「のどか」だが,「家庭内暴力」や中学での「いじめ」の萌芽,それに「殺人」までも含む結構ハードな物語。 夏休みと冬休みに「大きな事件」が1つずつ起こるという単純な流れなのだが,主人公大西葵の「あたし」による語り口がよく,すらすらと読めてしまう。 家で無口,学校では活発な葵のギャップ,自分から見た茜と宮乃下静香から見た茜のギャップ,茜から見た静香と実際の静香(すりこぎ,菜種油,冷凍マグロが結構本気だったらしいところ)のギャップなどがよく書けていた。 茜が2人目に殺すことになるのは,静香なのか浩一郎なのかかなり前の段階から気になっていたのだが,おさまるところにおさまったようだ。 名前の出てこない「おじさん警官」の存在が何となくよく,「職業」が少女に向かなかったことを綺麗にまとめていたように思う。 桜庭一樹の作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (桜庭一樹)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所) こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 ミステリの部屋(samiadoさん) 未来の予定~ラビ的(みっつ君) まみむメモ(@かぼちゃさん) きまぐれうさぎ(ぷるんつさん) 積んどく? 読んどく?(shiba_motoさん) 読書とジャンプ(むらきかずはさん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/06/16 01:21:49 AM
[読んだ本(ミステリ・日本)] カテゴリの最新記事
|
|