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テーマ:ミステリはお好き?(1494)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・日本)
荻原浩の「誘拐ラプソディー」(2001)を読んだ。「……小鳩組の組長が緊急入院……」「ただの糖尿だよ。……血糖値が三百以上もあるくせに,酒をやめんから」などという刑事どうしの会話もちらっと出てくる。特に、続きとかシリーズというわけではないが,「組」関係の話ではある。 主人公は,借金で首がまわらなくなって勤め先の親方を殴り,5万円と「斉藤工務店」の名入りのカローラバンをかっぱらって逃げている窃盗での前科持ちの伊達秀吉。 自殺しようとしてしきれないダメダメの秀吉の懐に,家出したお金持ちのぼっちゃん伝助が飛び込んでくる。 家出を楽しむ伝助と,伝助が埼玉県南を牛耳っている八岐組組長の息子であることを知らずに身代金五千万円を奪おうとする秀吉のやりとりが楽しい。 犯人が「素人」であるがゆえに,万全の態勢で誘拐犯を追う八岐組の奮闘がが空回りする様子も面白く,そこに香港マフィアの介入や,八岐組内の裏切りなどもあって話に弾みがつく。 最後は,伝助の幼稚園の友だちテッちゃんの父親である埼玉県警刑事部捜査四課の黒崎に秀吉の命が助けられることになるが,「楽しく読めてほっとして終わる荻原作品」って感じである。 荻原浩の作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (荻原浩)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所) こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 中年男のつぶやき(D.T.Kさん) life is journey.(miky-momoさん) 昼下がりの迷宮~(あむあむ108さん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/09/17 09:47:12 PM
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