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テーマ:ミステリはお好き?(1494)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・日本)
道尾秀介の「片眼の猿」(2007)を読んだ。今回はいつもと違い,とっぱじめから謎とき話だが多分ネタバレにはなっていないと思う。 苅田殺しの犯人と探偵事務所「ファントム」の三梨が谷口楽器に雇われた理由は,事件が起こった直後にすぐわかった。 途中からは「トウヘイ」のトランプによるメッセージも「謎解き」なしに読めた(3枚のキングと4枚のクイーンは読めたものの分かったとはいえなかったが)。 しかし,秋絵の両親から三梨が歓迎された理由に気づかず,冬絵のサングラスや三梨のヘッドフォンに騙され,三梨が冬絵をスカウトした真の理由などにも驚かされ……探偵事務所のメンバーやローズ・フラットの住人のキャラクターもとても素敵で…… 軽く読めておもしろく,心地よくだまされるミステリとして満点近くをあげたい。 のだけれど…… 「イタイ」のだよね。 「失った人」に元気を与える内容にはなっている。 けれど,そこからほんとに元気がもらえるかが疑問なのだ。 「失った人」が集まってくるのはよいのだけれど,それがストーリーの美しさのために集めてしまったものだとしたら…… ということで,この本に関しては「続編」が出ても読まないと思う。 「シャドウ」で一般的評価は上がりそうだけれど,自分自身のこの著者に対する評価はかなりブレているというのが本音だ。 道尾秀介の作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (道尾秀介)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所) こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 まみむメモ(@かぼちゃさん) 日々のあぶく(kiyu25さん) 未来の予定~ラビ的(みっつ君) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/14 12:49:03 AM
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