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テーマ:ミステリはお好き?(1494)
カテゴリ:森博嗣
四季シリーズ2作目にあたる,
森博嗣の「四季 夏」(2003)を読んだ。何回か読んでいて,今回も「まとめ」の意味合いで読んでいるので,いまさら感想は書けず(笑),最初からネタバレだらけになりますので,ご容赦を。 1978~79年,四季が13歳でアメリカから日本に戻ってから14歳の夏までの話。 シアトルでの森川須磨の事故死をきっかけに予定を早めて日本に帰ってきた四季だが,妃真加島の研究所建設工事視察のあと,那古野でMNIの佐織と会見し,瀬在丸紅子を訪ねてN大の図書館に行く。 栗本其志雄の妹としてしか四季を認識していない紅子はいかにも「らしい」と思えたが,図書館からの帰り,四季は高校生の喜多北斗,犀川創平とすれ違う(高校時代の彼らについては,「数奇にして模型」と「双頭の鷲の旗の下に」(今夜はパラシュート博物館へ)で触れられている)。 同じ日の夕方,叔父の新藤清二と遊園地に行った四季だが,ここでも「さまざまな出会い」があった。 ドクター・スワニィと会ったことも四季の今後の仕事に大きな影響を与えるが,なんといっても楽しかったのは保呂草と四季との出会い。 「赤緑黒白」で阿漕荘を出て5年になる保呂草だが,その後も各務との「腐れ縁」は続いていたようだ。 彼の「仕事」に四季が利用されてしまい,祖父江七夏の鼻があかされ,途中から登場した「林」さんが,四季を背負いながら自分の名前が「犀川」だと名のる場面も楽しかった。 この仕事を「最後」に保呂草は姿を消し,どうやら海外に行った模様。 夏が終わり,四季は東京の自宅に帰り,3人のスタッフとともに仕事に没頭する。 各務が現れて,瀬在丸紅子の調査レポートなどについて話すが,泥棒について聞かれた各務が「すっとうまくいっていないし,これからも,うまくいく要素は何もありません」と答えていたのが興味深い。 その場で四季は両親を調査することを依頼する。 クリスマスの2日前の夜,裕見子が同窓会に出席している間に新藤清二と出かけた四季がレストランでワインを飲み,それをきっかけに其志雄(8歳の事件のときから消えていた)が戻ってくるとともに,森川須磨の人格も登場する。 その晩四季は子供を身ごもり,舞台は四季14歳の夏に。 四季が妃真加島の研究所に移ろうとする1週間ほど前に各務が仕事から離れる挨拶をするために訪れる。 南米にいることがわかった保呂草のところに行くためだ!! 同時に資産運用面の管理に新藤を起用することをすすめる。 四季がひとりで妃真加島に着いた翌日(新藤清二が37になる誕生日でもある),四季は両親に妊娠していることを告げ,ナイフで新藤の意志を確かめたあと,両親を殺す。 新藤裕見子は事件の最後の場面を目撃し,清二は四季に殺されることを約束してもらって,生きる道を選ぶ。 時代・場所,登場人物をフリーページの森博嗣メモ(四季 夏)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。 森博嗣の作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (森博嗣)からごらんください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → 森博嗣ワールド (↑関連トラバの集積場所) こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 著者ホームページ:浮遊工作室 (ミステリィ制作部) 楽天ブックス 記事関連のオススメ日記 穏やかに日々は過ぎてゆく(ぴぐ0818さん) Calling?(大岡エミリーさん) cascade0920さん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/08/10 08:07:15 PM
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