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2005年09月06日
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カテゴリ:ラブラドゥードル
昨日は雑誌にラブラドゥードルの特集が
載るのを喜んだばかりですが、
今日はちょっと危惧していたことが
本当になりそうで心配しています。

それは、ラブラドゥードルの素晴らしさは
雑誌でも特集を組んでもらえるぐらいですが、
それは「素質」がある、と言うことで、
放っておいても「名犬」に育つ訳では無いと言うこと。

それから、生き物を飼うと言うこと、特に「ラブラドゥードル」という
犬種は人間とのふれ合いを非常に望むので
相手をしてやる時間の余裕なない家庭には向かないこと、の2点です。

つい一週間ほど前、日本に住んでいるアメリカ人のご家庭に
一匹のラブラドゥードルが到着しました。

ところが、来日して一週間経つか、経たないかの昨日、
「家族が忙しくて犬の相手をしてやれないので、
別の家庭を探せないだろうか?」とのメールが入りました。

このご家族はアメリカの方なので、うめ子が
お世話したのは輸入手続きの時だけで、
後は自分たちでティガン・パークとの連絡をされていました。

ですから、どんなご家庭なのかは
あまり知らなかったのです。

分かっていたのは、10才と8才ぐらいの男の子のいる
家庭であること、と犬の到着をとても楽しみに
しているご一家だということぐらいでした。

あとから、夏はいつもアメリカに帰っていて、
新学期が始まるのに合わせて日本に戻り、
同時期に子犬を迎えた、という事わかりました。

学校が始まれば当然、犬の到着を
楽しみにしていた子ども達は家にはいません。

お母さんも用事であちこち出かけなければなりません。

子犬は一人でお留守番です。

家族が帰ってきたら当然ハイパーになって
喜びます。

キッチンエリアを区切って
お留守番の時に放していたら、いろいろな物を
囓ります。

これは全て「子犬」としては当然のことなのですが、
あまりにもタイミングの悪いお迎えの時期で
どうやらお母さんが手に負えなくなってしまったようでした。

子犬を迎えるなら夏休みに入った頃にすれば

良かっただろうに、とも思いましたが、
このご一家は毎年夏にはアメリカに帰っているので無理だったよう。

新学期になれば子ども達はほとんど
家にいなくなるのも当然分かっていただろうに・・・、と
もう少し事情が分かっていればお迎えの時期について
アドバイスができたのではないか?と思ってしまいました。

子犬を迎えると言うことはまず、
一年間は子犬中心の生活になる、と思って
間違いないとうめ子は思います。

だから、お迎えの時期も充分検討して無理のない
スケジュールで組まないと、今回のように
「世話ができない!」と言うようなことに
なってしまうのです。

子犬は赤ちゃんと同じです。ただ少し成長が早いだけ。

いくら素晴らしい「素質」を持った犬だとしても
子犬の中の「素質」を育てないと
自然に花開くことはないでしょう。

素晴らしい「素質」を持つ犬を迎えると言うことは
それを育てる「覚悟」のようなものも必要ではないでしょうか?

最初の一年間は自分たちのスケジュールに子犬を合わすのではなく、
子犬の成長に自分たちのスケジュールを合わせる、という
覚悟で迎えて下さい。

うめ子は今すぐにでも
ラブラドゥードルを飼いたい!という気持はあります。

でも、ちゃんと育てるためには
今は無理だ、とも思っています。

本当はスタンダードサイズのラブラドゥードルが
欲しいけれども、自分のこれからの体力や、
犬が年を取って「介護」しなければならなくなった時、
一人で病院に運べるか?なども考えると、
大きくてもミディアムサイズかなぁ?と思っています。

いろいろなライフスタイルがあります。

犬もいろいろな犬種があります。

長時間お留守番をさせても、お散歩に
行かなくてもストレスの溜まらない犬も
います。←我が家のくりちゃんはこのタイプ!

でも、ラブラドゥードルは違います!

ラブラドゥードルはもともと人間の
コンパニオンになるべく作り出された犬です。

何よりも人間とのふれ合いに喜びを見出します。

そう言う犬との生活を望む方には何よりの犬ですが、
自分の時間を優先させる生活にラブラドゥードルを
組み込むのは難しいでしょう。

DOG FANを読んでラブラドゥードルに興味を持たれる方がいたら、
この点だけは充分理解してお迎えして頂きたいと
心から願ううめ子です。<(_ _)>

蓮4044 





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最終更新日  2005年09月06日 09時45分11秒
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