F先生はベテランの産婦人科医。
F先生のいる病院の産婦人科は
県内でも優良医療機関ベスト10に
入る程、患者さんからの人気が高い病院です。
うめ子はこのF先生に4人の子ども達全てを
取り上げて頂きました。
医療技術はもちろんのころ、何より
暖かいお人柄が患者さんの人気の秘密です。
さて、こんな素晴らしい先生でも、
これはちょっと・・・と言う癖があるのです。
それはね、内診の時におしゃべりをすること!(^^;)
うめ子の場合だと、旦那さんの事を
聞かれたりします。
聞かれるとやっぱり答えなきゃならない・・・でも、
状況としては軽いおしゃべりを楽しむ
感じではないんですよね・・・(苦笑)
好意的に考えれば、緊張をほぐすために
診察と全く別の話題を
提供しているのかもしれない。
医療従事者というのはこういう物なのかな?と
思っていたうめ子です。
最近旦那さんの病院のベテラン看護婦さんが
このF先生に検診を受ける予約をいれました。
うめ子の旦那さんとF先生が親しいのを知っている
この看護婦さんは、「先生、折り入ってちょっとお願いがあるんだけど・・・」と
旦那さんに相談を持ちかけてきたのです。
彼女の相談とは、「F先生に内診の時に別の話をしないでほしい」というもの・・・。
どうやら、医療従事者でもこれには抵抗があるらしい、と知ったうめ子。
これには旦那さんもちょっと困った!(>_<)
F先生は学生時代からの先輩。しかも、個人的には
4人子供のお産などでお世話になっている。
その先輩医師に、今更「医師の心得」について
アドバイスをするとは・・・!?
さぁ、どうする、旦那さん!?
いよいよ明日は診察、という日になって
ようやく思い腰を上げた旦那さん。
パソコンの前に座ってなにやら真剣に
打ち込んでいました。
どうやらF先生にメールを書いたらしい。
どんなメールを書いたのか後で聞くと、
「回りくどく言ってもしょうがないから、
単刀直入に書いた。」・・・だそう。
「でも一応、F先生の緊張をほぐそうという
心遣いがわからないんでしょうかねぇ・・・とは
付け加えたけど~(^^;)」と言っていました。
本当に患者さん心理は難しい!
それ以上にベテランの先輩医師に
忠告をするのは難しいかも!?
その後F先生から来たお返事で、
うめ子はまたまたF先生のファンになりましたよ!
F先生のお返事には「内診の時に話しかけるのは注意します。
つい長年の慣れでダメですね。この様な忠告が
開業医にはありがたいのです。」とありました。(*^_^*)
ベテランの医師という立場でありながらも
若輩からのアドバイスをきちんと受け止めて下さる先生・・・。
さすが開業医のお手本だな、と思ったうめ子です。
今日はここまで♪