開業して3カ月、つくづく「医業」も
「サービス業」だと実感する日々です。
でも、全く「サービス業」と同じかと言うと、そうではない。(^^;)
最近のお医者さんは「威厳」がなくなった、と
良く言われます。
確かに一昔前までは「先生さま」見たいなことろも
ありましたから・・・。(^^;)
でも、最近は「説明の義務」などもあり、
優しく、詳しく説明し、丁寧に質問に
答えることを望まれています。
医療の技術に長け、人当たりの良い先生が
開業の重要な条件なのです。
昨日、旦那さんの同級生ですでに開業歴
14年のI先生が診療所を訪れました。
I先生曰く、「色々検査をして
異常がなくても「なんでもない」とは
言ってはいけない」のだそうです。
自分の健康を心配し、時間とお金を費やして
わざわざ来院して下さった患者さんに「なんでもない」の
一言は「なんだ、せっかく来たのに!(>_<)」という
反感と不信感を持たせる結果になるということです。
それでは、そう言う患者さんには何というか?
I先生が教えてくれたのは、「心配ありませんよ!」という一言でした。
なるほど!これなら大丈夫だろうか、という不安を
抱えてやって来た患者さんに安心感を与えて
帰って頂けるわ!
I先生もこの一言を開業した時に先輩の先生から
教えて頂いたそうです。
「なんでもない」と「心配ない」、
同じような意味の一言ですが、受け取る側にとっては
大きな違いのある一言だなぁ、と感じた次第です。
I先生の奥さまからは、「私はいつもお大事に!と言います。」とお聞きしました。
病気を抱えている方はもちろん、
「心配ない」方も「お体を大切に」という意味を込めて
帰りがけには必ず添える一言だそうです。
な~るほど!とうめ子、感心しまくりの
1日でした。
皆さんも今日一日、お大事におすごし下さいませ~~(^^)/