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テーマ:最近観た映画。(40130)
カテゴリ:邦画 や・ら・わ行
本土防衛のために従軍していた清水豊松(中居正広)は 終戦を迎え家族の元へと帰ってきた。 平凡でも幸せな家族との日々を営もうとしていた矢先、 B・C級戦犯として逮捕されてしまう。 豊松の銃剣がアメリカ兵捕虜の腕をかすめたというのだ。 それだけのことにもかかわらず、 裁判で下されたのは死刑の宣告だった。 (シネマトゥデイ)
「こんな理不尽な事が事実があっていいのか!?」 ただ その一言に尽きます。 最後に豊松が淡々と語る 「私は貝になりたい」という言葉は重く心に響きました。 上映前には これほど この言葉が胸に響くとは思わず 生まれ変わりたい・・ではなく・・なぜ「貝」だったのか?と不思議でした。 A級戦犯BC級戦犯・・この違いもわからなかったのですが やっと永遠の謎が解けたような感じです。 福澤克雄監督が舞台挨拶時に 「小学生に見てもらいたい」と言われましたが 戦後生まれの方々には是非見て欲しい映画だと思います。
舞台挨拶ですが・・ 試写券が着た時には「舞台挨拶」とは記してなかったにもかかわらず 「整理番号」を見つけた時点で「有りだな」と思ったので 自分的にはサプライズではなかったです(笑) 福澤克雄監督さんは、昔見たことのある「上条恒彦」さんに似ていて (いつの事!?) ほんわか あったかな感じのする方でした。 ぬいぐるみ系!?(笑) その監督が「ボクは映画の宣伝するのがヘタで いつも中居君にヘタだって言われるんですよ・・ 今日は出来たかなぁ~~ねぇ~?豊松さ~~ん」と言われた瞬間 落としていた照明が明るくなり 突然 私達が入ってきた通路から中居君が登場~~!! 観客の中を縫って舞台へ上がられました。 (意外と近くで見れた~~) 握手できた方・・ラッキーでしたね この日は、RKB「今日感TV」にも出演して来たらしく 水曜の「今日感TV」にも出演しています・・との事でした。
脚本は橋本忍 自分の脚本に一切手を入れないことで有名な彼が、 今回自ら脚本を改訂したのは、初めてのこと。 監督の話によれば 前回の脚本を見た黒澤監督が 脚本はC級だったのに映画になったA級になったね・・と言われたそうで どこが悪かったのか・・と 50年過ぎて手を入れたのだそうです。
ところで この映画の主人公をどうしてSMAP中居君に選んだのか? 大いに興味があるところですが ヘタに演技力がある俳優さんだと 重い・・重い 重~~~い映画になったのでしょうが ま・・そこそこの^^;演技力もあり 日本中に知られたタレントの中でSMAPの中居君だったら 上映すると若い子からお年寄りまで観に行くんじゃなかろうか?と 選ばれたのではないかと推察・・ だって申し訳ないけどコレが木村拓哉だったら オーラを消そうったって消せないし (「武士の一分」の時だって そうだったもの^^;) 慎吾ちゃんや吾郎ちゃんには荷が重過ぎそう・・ それなら中居君か草なぎくん・・でしょ?
共演者には草なぎくん、鶴瓶さん・・・と・・ ココもそこそこの演技力役者を選んでましたね。 特に鶴瓶さんはホントにお上手でした!!! 仲間由紀恵さんに関しては どーも「ごくせん」や「トリック」と同じようにしか見えなくて・・^^; そういえば 中居君が坊主になるシーンがあるのですが この剃髪はリアルに仲間さんの手で行われたのだそうです。 その後・・仲間さんに「痛くなかったですか?」と訊かれたそうですが 「いえ・・」と言いつつ 「メッチャ!!!マジで痛かった」らしいです(笑) 一生懸命我慢している中居君をご覧くださいませ・・^^;
主題歌はMr.Childrenの『花の匂い』
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