電王1巻(1)
遅れてやってきたブームですが、めげずに1巻感想です!よく考えたら、私がこの作品を知ったの自体はかなり前なんですよ。「太蔵もて王サーガ」というパロディ漫画でネタに使われていた。確か木嶋くんが「俺は最初からクライマックスだぜー!」と言いながら告白してた。そんな変な入口なんですが・・・まあ、別にいいですよね?ではでは、各話感想です。 第1話:俺、参上!私がリアルタイムで見ていたのはかなり後半だったので、第1話から見て驚いたこともいっぱいありました。・良ちゃんってこんなに不運キャラだったのか!→見始めた頃はもうそれどころじゃなかった気がする・・・。・OPは最初はこんなに爽やかだったのか!→バージョン変わった後からしか見ていない。・ハナさんってこんなにミニスカートだったのか!→コハナちゃん時代しか見ていない。しっかし、良ちゃんいいですねー。可愛い♪これほど不運が似合う人もいませんなあ。見事な不幸っぷり!これだけ不運続きなのに変にグレたりひねくれたりせず、ゴミはゴミ箱へ、落し物は警察へ、という行動を自然にできるなんて、ものすごい大物なんじゃないかという気がしました。あと、とんでもない状況に慣れているおかげなのか、いきなりわけのわからないことを謎の美女に大真面目に言われても、キチガイだとか変質者とは思わずに受け入れてしまうあたり、(何度も倒れたりはするけど)やっぱり大物だよなぁと思いました。一方、もう1人の主役モモタロスの登場。登場して数秒でいきなり自転車にひかれたのが全てを象徴してる気が・・・。あれのおかげであんな外見なのに全然怖くなかったもの。それより、人間バージョンの方が怖かったよ!あれ見るの初めてだったので(他の人も含む)驚いた。そして、記念すべき最初の変身シーン!電王が一体何なのかとか、どうして変身できるのかとか、そういう細かい設定はほったらかしな大雑把さがすごく好きだ。実際そんなのどうでもいいもの。燃えられればそれでいい。しかし、なんて頼りない変身シーン。そして戦闘シーン。弱っ!・・・普通にカッコ悪い!あのへっぴり腰、見事だ!だからこそパワーアップしたときの「キタキター!」感が強まるんだろうな。ご丁寧にボタンが4色あって今後も仲間が出てくるのが予想できますね。早くいっぱい出てこないかなー♪第2話:ライド・オン・タイムハナさんカッコ良いな!気が強いうえに腕っぷしも強いとは。それでも良ちゃんに対しては優しいのが、なかなかたまりませんな。でも、今回の事件が大きくなったのってハナさんが拾い物を忘れてたせいでは?当然良ちゃんがそれを責める気配なんて微塵もない。本当に良い子。で、当然のように落し物を返してあげようとする良ちゃん。自分が殴られた相手だってことなんて関係ないんだなぁ。なんかカッコ良い。最初のタイプスリップ(?)が出てきました!過去を変えると未来に影響が出るというのはよくあるネタですが、なんていうか・・・ここでも大雑把な設定で安心しましたよ。とりあえず、あれだけ大暴れしても(されても)平気なんだな、ってこと。ぶっ壊れた分はイマジンを倒したら元に戻るってことなのかな?でも、哲夫君が少しだけ救われたのは現在にも続いているような?・・・まあ、いいや!きっと深く考えずに楽しむのが正解なんだろう。2回目の変身シーンは、戦うことを決意した凛々しい表情が良かった!一応バイクもあったんだ!ここのバイクに乗り込むシーンが一番燃えました!その直後、自動車学校のシミュレーションみたいなバイクで笑ちゃったけど。敵の倒し方も大雑把で笑えました。あんなんで倒せるんだ?(笑)シリアスにならずお笑い要素が随所に入っているのが面白いです♪モモタロスも憎めないヤツだし・・・うん、楽しい!長くなりそうなので、残りはまた明日~。なにかと細かい設定に懲りたがる作品が多い中、大雑把で豪快で勢いとノリでできているような作風がたまりません!やべー思った以上に面白い!当分はこれで楽しめそうです。さあ、もう1回見返そうっと♪