アカデミー賞 授賞式
第78回 アカデミー賞授賞式の模様をビデオで見ました。私は毎年この授賞式を見るのが楽しみです。アカデミー賞をとるほどの凄い人達が壇上ではしゃいでいるのを見ているとやっぱり同じ人間なんだなと思えるところが好きです。それでいてやはりものを創り出していく人達だけあってスピーチでの表現力に長けていると言うか。時々本当に感動のあまり涙することもあるくらいです。まぁ感謝する人の名前を挙げるだけで精一杯の人もいますけどね。長編ドキュメンタリーを受賞した『皇帝ペンギン』授賞者たちがちょうど上半身ほどの高さのペンギンのぬいぐるみを持って壇上に現れた時は笑いました。大の大人が4人してぬいぐるみを持ってるんですよ!なかなか見られない光景です…。日本が舞台の『SAYURI』は衣装賞・美術賞・音楽賞(だったかな!?)を授賞していましたがスピーチで「日本の方々に感謝~」と言うような言葉が出た時にはなんとなく嬉しくなりました。ウィル・スミスが【外国映画賞】を発表する前に「世界の皆さんにその国の言葉で挨拶します」と言って最初に発したのが「コンニチチワ」だったのもちょっと嬉しかったりして…。はは。我ながら単純ですね。今年は大作がなくノミネートされた作品も俳優もちょっと地味め。ハリウッドと言う大きな世界で誰もが知っているような大スターは「ジョージ・クルーニー」くらいでしたね。でも賞が分散されてノミネートされた各映画関係者がそれぞれに喜びを味わえた事は良かったのではないでしょうか?賞を独占するのも素晴らしい事だけど今回のように一つ一つの映画がきちんと吟味されて選出された感のある授賞も素晴らしいと思うのです。アカデミー賞授賞作品が必ずしも面白い作品とは限りませんがとりあえず『クラッシュ』は観に行ってみようかなー。