テーマ:最近観た映画。(39937)
カテゴリ:👧娘@映画鑑賞
今年も参加して来た。
市主催の夏休み親子映画鑑賞会。 参加費無料イベントは 母子世帯で貧乏な我が家にはありがたい。 昨年夏は海亀サミーの冒険で、 友情や家族愛がテーマだった。 今年は【くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ】 種族間問題、敵対関係。 相手を思い遣る心、互いを思い遣る心、尊敬、愛。 決め付ける心、決め付けない心。 偏見の目、真実の目。 子供達の笑うシーンは実に素直だ。 見たまま、見えたまま、うつったままを素直に受け感じ、 面白い・楽しいと、声に出してケラケラ笑っていた。 大人はどうだろうか。 推測や経験や知識がある分、 ケラケラ笑う大人は少なかった。 以前、印象に残る授業を参観した。 まだ幼稚園選びに悩み、色々なプレスクールに参加していた。 あるマンモス幼稚園の音楽・リトミックの先生が、 教室に太鼓をリズミカルに叩きながら、 楽しいステップを踏みながら入って来たの。 先生は驚き凍り付く2歳児3歳児を気にしない。 すぐに慣れる子供は一緒に踊り出し、楽しむ。 太鼓を叩きリズミカルにステップを踏む 髭を生やしモジャモジャのレゲエ頭のその先生には 絶対近づかないで母親から離れない子供。 驚きのあまり泣き出してしまった子供。 ポカンと見ながら近づかないけど笑っている子供と様々。 名の知れた先生である。 先生は保護者に向かって、 太鼓をリズミカルに叩きながら話す。 「子供達のこの反応は正直でとても素直なんだよ」と。 「子供達は見たままを感じる。でもね、あなたたちお母さんは、 私がこんなドレッド頭で髭面でラフな格好だろうが、 どういう人間でどういう肩書きがあるか知っているから この子達のように恐怖心もなく驚かないでしょ。 なんだこんな奴と普通知らない人は思いますよ。 でも、肩書きある先生だと頭で分かっているから あなたたちお母さんは笑顔でしょ」と。 しばらくするとどの子もリトミックを楽しみ始めた。 頭で考える大人達と、心で感じる子供達の違い。 楽しむ子供達の姿を先生は見て下さいと言った。 子供をちゃんと見て下さいねとその先生は保護者に言った。 携帯電話ばかり見てるような親の子は、 同じように子も親を見るように育つと指摘した。 その事を何故か思い出した。 心の眼。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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