テーマ:小学生ママの日記(28642)
カテゴリ:クッキング
ダイソーで見つけて即買いした「しゃもじ」。
カフェごはんみたいにまん丸なライスが簡単に盛れるの。 内側もごはんがくっつきにくくなっていて、 真ん中をペヨンっと押すとポコリっとお皿にまん丸ライス。 こりゃ便利だわ♪ 量もリナには丁度ピッタリで、 今日はゆかりふりかけをパラパラ振り掛けてご飯。 盛り付けや見た目や色合いは大事と私は思っているので、 リナが将来、綺麗に盛り付け出来る女の子になってほしいなって そんな風に思っているの。 うちのお母さんも、盛り付けはよく私に手伝わせ教えてくれた。 お皿も大事、お皿は余白が大事だよって。 お母さんのご飯は毎日手作りで綺麗で美味しかった。 とてもお母さんに追い付けないけれど、 私もお母さんみたいに、お母さんと同じようにご飯作っている。 私が子供の頃にお母さんの隣に立って料理するのを見ていたように リナも私がご飯を作り出すと隣で見ているのよ。 新潟に帰省すると、広いキッチンで リナと新潟のお祖母ちゃんは二人で楽しそうに料理する。 お母さんがリナに盛り付け指導をしているのを見ると、 私の子供の頃の姿を投影して見ているような気持ちになる。 実家に帰省すると、リナは私が子供の頃に使っていた 子供用のお汁椀を使う。 子供用のご飯茶碗はお母さんがリナに可愛いのを 瀬戸物屋さんから買って来たみたいで、 可愛いお花柄のを使っている。 子供の頃に使っていたお汁椀は お父さんの母親が買ってくれたんだと言っていた。 父方のお祖母ちゃんは私が小さいころに亡くなったので、 お汁椀を買って貰った記憶がないのだけれど、 お祖母ちゃんが病室のベッドで寝ていて、 看護婦さんがお祖母ちゃんに 「ほらお孫さんですよ、分かりますか?」って話し掛けていたのは 今も覚えていて、明るい陽が入った病室だった。 あの時、お祖母ちゃんは目を開けてニコッと笑った。 その頃、「死」なんて分からなかった。 お祖母ちゃんが死んだのも、「死」なんて理解がなかったから 小さな私には全然なんともなかった。 火葬場から立ち上る煙を覚えている。 お葬式も、大きな御屋敷に沢山の人達が料理を運んだり なんだか凄いバタバタしていて、 私達ちびっ子は別の部屋で柱に登ったり、 離れの部屋や二階でいとこ達と遊んでいた。 台所でひいお祖母ちゃんがトマトを見て 「おれにもスイカくんねか?」と言ったら おばさん達が「ばばちゃ、呆けたんだねんだか」と笑った。 ばばちゃ、笑われて可哀想って小さな私はあの時見ていた。 そして、いとこのお兄ちゃんお姉ちゃんと 羽化しかけのアブラゼミを見つけて、 不思議で綺麗な薄い青緑色の羽を伸びるのをジッと観ていた。 お嬢様育ちの二十代のお母さんは、 あの時、お葬式の手伝いにきっと大変だっただろうなぁ…。 ダイソー商品から、 遠い昔の夏の事を想い出してしまった(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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