テーマ:ひとりごと(15271)
カテゴリ:日々の出来事
某有名雑貨ショップに行った時のこと。
私の目にとまった商品には、値札がついていませんでした。 周囲を探しても、どこにも表示がありません。 それでも小物だったので、大体値段の見当がついたのと、 また訊ねようにも店員はレジにしかいなかったので面倒になり、 もう買うつもりで直接レジに持っていきました。 いくらかと訊くと、当然のように、「○○円です」と返されたので、 値段がどこにも表示されてなかったので、と一応言うと、 「申し訳ございません(with 営業スマイル)」との返答。 ここで非常に違和感を感じました。 言葉上は謝罪をしているようですが、気持が伴っていません。 かえって、うるさくクレームをつけた客(=私)を 適当にあしらっているようなそんな風に感じ、 嫌な気持ちになりました。 その原因はと考えると、「(with 営業スマイル)」なんですね。 謝罪の言葉を口にする時は、表情もそれなりにすまなそうな顔でないと 言葉はかえって逆の方向に働くわけです。 もしかしたら、彼女は「いつもニコニコ愛想良くしなくちゃ」と 闇雲に考えていたのかもしれませんし、 実際どう思っていたか、というのは知る術もありませんが、 接客業のプロとして、客に嫌な印象を与える応対は失敗ということですよね。 知り合いに、すごく聞き上手の女の子がいます。 と言っても、きちんと会話のキャッチボールをしつつ、 自分の思うことも自然に、嫌味なく話してくるので会話も弾んで かなり年の開きのある私も、そんな彼女と話すのが楽しいのです。 そんな彼女の会話能力は密かに尊敬していました。 でも、最近彼女と話していてまた違和感を覚えました。 愛嬌のある彼女は笑顔がとてもいいのですが、 悲しい話題になっても、その顔のままなんです…(^_^;) …笑顔が張り付いたままな感じ…。 以前はそんなことはなかったんですけどね。 数回そんなことが続いたので、思いきって言ってみると、 本人も薄々気付いていて、悩んでいるとのこと。 彼女「だから真顔の練習してるんだ~」 私「うんうん、した方がいいよ~」 バカみたいな会話に聞こえるかもしれませんが、 うまくできない時は、必要だと思うんですよね。 子供向けの番組でも、こんなのやってるんですよ。 NHK教育「わたしのきもち」 「子どもたちに人間関係をうまく結ぶためのヒントを提示」する番組です。 表情を豊かにするための、「かおのたいそう」もあります。 まとばくん(的場浩司)とベッキーがいろんな顔をします。 幼稚園・保育所向け番組なんですけど、全ての基本がここにある気がします。 大人でもできてない人は、いっぱいいると思うんです。 今迄、当たり前な事だけに見過ごされがちな、 コミュニケーションの基本的な技術を取り上げる、 こういう番組ができるという事自体に時代の変化を感じますね。 …まったく、言葉と共に表情も含めてのコミュニケーションだなと、 改めて考えさせられました。 他人の振り見て我が振り直せ、私も気をつけよう…(゚_゚;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日々の出来事] カテゴリの最新記事
|
|