カテゴリ:徒然~つぶやき~
先日、電車に乗った時のこと。
二人掛けの席の隣に小学5、6年生くらいの男の子が座りました。 習い事かなにかに電車で通っているのか、乗り馴れた様子で、 席に着くと何か取り出しました。 iPod、しかもnanoとかshuffleとか小さいのでなく大きいiPodです。 その時まさに私も取り出そうとしていたのと全く同じ機種なので、 なんとなく決まりが悪くなってしまい、止めました。 しかし、こんな大容量に、小学生は何を入れてるんだろう…? 興味津々で画面を横目で観察してみましたが(おいおい)判別できず。 …っていうより、小学生にこれだけの容量は必要なのか…? 大体、これ3万円近くするんだけど…。 そんな私の思惑を知る由もない彼は、少しすると飽きたらしくiPodをしまいました。 そして次におもむろに取り出したのがPSP。 最近ゲームはさっぱり分からないのですが、何やら格闘系のゲームを始めました。 まあ、こちらの方がまだ小学生らしいけれど。 それにしても二つ合わせて5万円ですよ。 きっとお年玉で買ったとか、あるいは誕生日などのプレゼントでもらったとか、 そんなところなのでしょうが、 こんなに高価なものを小学生が普通に持ち歩いているとは。 荷物の中味は、下手をすると大人よりも贅沢だったりするわけですか。 私にはちょっとしたカルチャーショックでした。 このくらいの子供を持つ親の中では、もうこんなことは常識なのでしょうか。 時代の流れの中で価値観も次々と変わり、 今や、高価なゲーム機や携帯電話、インターネットなど、 自分の子供時代にはなかったものに囲まれる今の子供たち。 親にとってもそれらとの関わり方を教えるのは初めての試練と言えるのでしょう。 いや、考えてみれば、ずっとそういうことの繰り返しなのかもしれませんね。 結局、時代に合った子育てというのは親の永遠の課題なのかな…。 …つらつら考えるうちに、男の子は下車。 私もようやく自分のiPodを取り出すことができました(笑) その日、また違う電車に乗っていると、隣に電子辞書を持った中学生の男の子が座りました。 何で今日はこんな奴ばっかりなんだ、と思っていると、 待ちきれない様子でそそくさと洋書(おそらくハリー・ポッター)を広げ、 電子辞書を片手に夢中になっている様子。 こちらは高価な機器でも有意義に使われているようで、なんとなく納得でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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