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テーマ:生き方上手(689)
カテゴリ:新たな気づきと学び
この土日は私が出たコーチング養成機関 CTI Japan の設立5周年のイベントに行ってきました。
あ~~~~、何という濃厚な時間。。。 今回参加できなかったCTIerには申し訳ないけど、すーっごく密度の濃いジューシーな2日間だったよ。 内容や私に起こったことで書きたいことはいーっぱいあるんだけど、ここであまり熱く語ってしまうとCTIは怪しい集団だと誤解されてしまう恐れがあるので止めておこう。 今回のイベントはこれまで受けてきたセミナーと違って外から何かを与えられるものではなく、もう既に自分たちが持っている想いを出しあい、同じ想いを持つ者同志でつながり、そこからより良い社会にしていくために今私たちができることを小さなことから初めていくという壮大なプロジェクトの始まりだったような気がする。 CTIの代表が目に涙をためて語るコーチングの究極の目的は、自分たち営利でも名誉でもなく、ただひたすら地球の全ての命を守り、世界平和が実現することなんだよね。 そしてそのCTIを卒業した私たち一人一人はその役目を果たすために、今すぐに自分のできる範囲で行動しなければならないんだよね。 それは決して自分の利益のことだけを考えた行動ではなく、もっと大きな世界の利益になる行動を。。。 CTIには「ヒトデの物語」というのがあります。 短いのでちょっと引用してみますね。 *** ヒトデの物語 ************************** ある朝早く、1人の男が打ち寄せる波を見ながら海岸を歩いていると、数え切れないくらいのヒトデが砂浜に打ち上げられ日干しになって死にかけていることに気がついた。 その異常な光景にしばし茫然としていると、ふと遠くの方で若い女が1つ1つそのヒトデを拾い上げては海に向かって投げ返している姿が目に入る。 男はその女のところまで近づいていき、こう声をかけた。 「そんなことをしたって時間の無駄じゃないか。こんなにたくさんのヒトデがあるのに、そんなことをしていったい何の意味があるんだい ?」 すると、その女は足元にあったヒトデを1つ拾い上げると思い切り海に向かって投げ返し、「あのヒトデにとっては意味があったわ」と言ってさらに足元にある別のヒトデに手を伸ばした。 ************************************* こんな風になってしまった世の中を変えるって? 総理大臣や大統領じゃあるまいし、そんなこと私にできるわけないじゃん。 そう思っている限り、たぶん何も変わらない。。。 でも、もし私たち一人一人が変わっていったとしたら・・・・・ そして、私たちの家族が変わっていったとしたら・・・・・ そして、私たちの友だちや同僚が変わっていったとしたら・・・・・ そして、私たちの地域や会社や学校が変わっていったとしたら・・・・・ そして、私たちの国が変わっていったとしたら・・・・・ そして、私たちの国と関わる他の国が変わっていったとしたら・・・・・ たぶん私たちは無力ではないはずだよね。 そんな思いでいっぱいになった私は、ついつい170人の参加者を前にして壇上に上がって宣言してしまったよ。 誰一人、間違っている人はいない。 CTIで学んだ者であれば、誰でも知っているこの言葉 でも、私は本当に心の底からそう思えているだろうか? 「この人の考え方は間違っている」 「こんなことをするなんて、何て酷い人なんだ」 言葉には出さなくても、心の奥底ではそんな風に思っていることがあるんじゃないだろうか。 こんな風に思っている限り、相手は決して変わらないし、相手との距離も縮まらない。 「自分は正しい、相手は間違っている」という思いを手放し、 「相手だって正しいんだ」と思えたとしたら、どんなことが起こるんだろう? 中国や韓国の人たちが日本に対して思っていることは、彼らから見たら正しい。 イスラム原理主義のテロリストだって、生まれたときからテロリストになりたくてなったわけじゃない。 まずは私自身が、「この人は間違っている」という思い込みを捨て、 どんな人でも、それがたとえテロリストだろうとも、受け止めて生きていかなければならない。 誰一人、間違っている人はいない。 これを誰もが実践していけば、きっと世界平和も夢じゃない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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