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テーマ:最近観た映画。(39835)
カテゴリ:これからの生き方について
昨年、初めて「ガイアシンフォニー第一番」と出会い深い感動を受けて以来、あらためて今日は「第五番」を観に行きました。
観ている私の目も、心も、状況も、一年前とはだいぶ変わったのでしょう。 以前は心の深いところで感動したのに対して、 今日はもう最初から涙があふれて止まらない... 出演者の方一人一人の言葉が心と身体にジワ~~っと沁み込んできて、 体中の60兆個の細胞の一つ一つに入ってくると同時に、 瞳からは大きな滴となってこぼれ落ちて出ていく... この世のすべての存在は時空を超えて繋がっている。 人と人、 人と自然、 人と過去、 人と未来... この世には何ひとつ偶然というものはなく、すべてのことには意味があり、密接に繋がって存在しているのですね。 新しい命が、母の体に宿った時、 そこには地球に生命が生まれてから38億年間の記憶が刻まれている... そして、その命がまた新たな知恵を残し、 この世を去っていくのです。 西表島で美しい芭蕉布を作りだしている石垣昭子さんとそのご主人は、 芭蕉布を染めるのに使う木の樹皮を剥がす前には、必ず木に向かって手を合わせてお祈りを捧げていらっしゃいます。 必要なものを、 必要なときに、 必要なだけ、 感謝して戴く... 自然を崇め、自然の一部として生かされていることに感謝し、自然とともに生きているご夫妻... それは目には見えないことであり、技術でもないかもしれないけど、 自然の魂を感じてあげることが、どんな作業のプロセスにおいても大切だということを教えられた気がします。 「なぜ、今の世の中には、 人々が憎しみあい、傷つけあう悲しい出来事が絶えないのか... 私たちは子供たちに、この事実をどう伝えていけばいいのか...」 2年前に14世ダライ・ラマ法王が来日した時に、講演会の会場で、あるお母さんが法王に質問を投げかけていました。 その質問に対して、法王はこのようなことをおっしゃっていました。 悲惨なニュースを見ることは、確かに辛いことです。 しかし、それがまた、人々の慈悲の心を育てるのです。 子供たちにとっては、それが、他者を思いやる心の栄養にもなるのです。 アポロ9号の宇宙飛行士として帰還したラッセル・シュワイカートさんとナンシー夫人が、広島の原爆記念館を再訪されました。 そこには2歳の時に被爆し、その10年後に突然発病、生きたいという祈りをこめて折り鶴を折り続けながら亡くなっていったわずか12歳の少女「さだこ」をはじめ原爆で亡くなったすべての子供の霊を慰めるための「原爆の子の像」あります。 来日前から「さだこ」の絵本(原書では“SADAKO”、日本では「つる」 )を読まれていたナンシー夫人は、「原爆の子の像」の前で、涙を浮かべながらこうおっしゃっていました。 「被爆した13万人という死者の数を想うより、たったひとりの少女の希望や悲しみに寄り添うほうが、全ての生命を思いやることに繋がると私は思います。」 今日は戦後60回目の終戦記念日。 この機会に、息子にも戦争の悲しみを伝えることができるような絵本を探して読んでやりたいと思っています。 未来をつくる子どもたちが、もう二度と同じ過ちを繰り返さないためにも... 子育て&自分育て奮闘日記 今日は何位? ブログランキングを見てみてね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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