穂高から帰ってきて１０日余り経つのに、あれは夢だったのかと思うような不思議な感覚で、まだ頭の中が整理できていません。。。

たった一日だったのに、たくさんの場所へ行き、たくさんの人たちと会い、たくさんのことを学んだ、、、人生の中で最も密度の濃い一日だったような気がします。

まるで自分が「聖なる予言」という本の主人公になったかのような気分で、そこを取り巻く風景も空気も「聖なる予言」に出てくる山麓そのものでした。

宿泊させていただいたＳさんには、車であちこちに連れていっていただきました。
　
　万病から身を守る冷え取り健康法を伝えているカフェ

　アートギャラリーを併設している素敵なカフェ
　
　穂高養生園
　
　心と身体を癒す治療院

　ホメオパシーされているドイツ人のお医者さま宅でのクリスマスパーティー

　そして、温泉♪

ここで出会った方々と、いろいろなお話をさせていただいたのですが、不思議なことに、どなたとも初めて会った気がしないんです。

そして会ってすぐに、名前も知らないまま、いきなり深い話をしても通じる！
本当に驚きました。。。


こういうところなので、もちろん偶然の一致も起こりました。

Ｓさんの所に、私たち以外にＷさんという横浜在住の絵を描いている青年が宿泊されることになったのですが、

「どうして穂高に来るようになったのですか？」

と私が尋ねると、彼はこう言いました。

「ある日、自分が運転していた車に突然トンビがぶつかってきて、これはトンビが命をかけてボクに教えてくれていると直感したんです。
そして、以前に読んだ「イーグルに訊け」という本をもう一度読みかえしたら穂高養生園のスウェットロッジのことが書かれていたので、スウェットロッジに行ってみようと思ってここへ来たんです。」


彼が言っていた「イーグルに訊け」は、まさに私が穂高に来るきっかけになった本だったのです！


そういえば「聖なる予言」も、クリスマスパーティーでお話させていただいた看護士さんと話しているときに話題になりましたっけ。。。


本当に不思議な世界がここにはあります。

Ｓさんにお支払いした宿泊料は、食事＆送迎付き、車であちこちに連れていってもらって、たったの２千円。。。

そんなんで、いいんですか～？！（どーやって生活してるんだろう？？？）

って、訊くと、

「ここでは皆、そうだよ。　ここには本物しかいないよ。」

とおっしゃります。

儲けたいとか、有名になりたいとか、そういう欲が全く無い。

もっと大きな何かのために生きている人たちなのです。


生活は至って質素。
零下の極寒だって暖房も使わず、
モノも必要最小限しか買わず、
誰もがみんな、あたりまえのように農業もしている。。。

こんな素晴らしい所が日本にあったなんて、、、、

本当に目からウロコとはこのことでした。。。


まだまだ、穂高の話はいっぱいあるのですが、長くなるので続きはまた今度書くとしましょう。