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カテゴリ:これからの生き方について
穂高の旅で得た知恵なのですが、たった一つまみの塩で煮るだけなのに、野菜が嘘のように甘くなる「重ね煮」という方法で調理をしてみました!
重ね煮? それ何? って感じだと思いますので、簡単に説明しますね。 食物には陰の食物と陽の食物があります。 例えば根菜は下に向かって伸びますが、これは身体をあたためる「陽」の食物です。 逆に葉の野菜は上に向かって成長しますが、これは身体を冷やす「陰」の食物です。 「重ね煮」とは鍋の下には「陰」の食物を入れ、上にいくに従って「陽」の食物を重ねていき、しっかり蓋をして野菜の水分を使って弱火でコトコト煮る調理法です。 葉っぱを下に、根っこを上に重ねて、これに火を加えることで、上に向かおうとする力と、下に下がろうとする力が働き、それがお互いに影響しあって、素材の持つ本来の甘味やうまみを引き出すことができるのだそうです。(船越さんのサイトの説明より抜粋) 私の説明はかーなーり大雑把ですので、もしご興味のある方は、ぜひ一度ニュージーランドにお住まいの船越さんのサイトをご覧くださいね。 さてさて、一昨日はこの重ね煮法で 下から順番に 干し椎茸ともどし水→葱→里芋→南瓜→人参→牛蒡→蓮根→塩 を重ね煮して、根菜と葱の味噌汁、かぼちゃ煮、牛蒡と蓮根のキンピラを作ってみました。 鍋はしっかり蓋ができて水分が逃げないものがいいですね。 私はル・クルーゼという鋳物の鍋を使用。 余談ですが、ル・クルーゼの鍋は煮こみ系の料理には欠かせないスグレモノです。 コトコト煮初めて15分ぐらいで、美味しそうない~い匂いがしてきました。 出来上がったら、火を止めて、それぞれの野菜を目的別に分けて取り出しました。 この瞬間、つまみ食いした野菜が美味しいことと言ったら! 美味しくてちょっと感動モノですぜ! かぼちゃは砂糖は一切使っていないのに、焼き芋のようにホックリとしていて甘いんです。 里芋もこれ以上味つけしなくても、このままで美味しい! これには、味にうるさい夫も絶賛でした。 味噌汁も椎茸のだしが効いているので、味噌を入れるだけで美味しく出来ました。 金平にした牛蒡と蓮根だけは、後で追加した醤油の量が多すぎて失敗! 塩で煮たことをすっかり忘れて、通常量の醤油を入れちゃいました。 当然ながら辛過ぎでした。。。(-_-; 次回からは、調味料は使わないでそのまま食べるか、量を少なめにしないとね。 この「重ね煮」もそうですが、去年の秋から、「玄米」とか「菜食」とか、ちょっとだけ食事に気を使うようになって、気のせいかもしれないけど家族の健康状態が良くなってきたような気がします。 毎年この時期になると我が家では誰かしらが風邪をひいているような調子の悪い家族だったのに、この冬は今のところ私も息子も快調。 正月に熱を出した夫も、ユンケル、花梨の蜂蜜漬け+大根おろし+生姜のお湯割り、葛根湯を飲んで寝ただけで1日で回復してました。 少しは免疫力が上がってきたかな・・・? なーんて! こんなこと書くと、食生活に気を使って真面目に主婦しているように思われちゃうかもしれないけど、実はぜんぜんそうではなくって、昨日の息子の晩御飯はマジレンジャーのレトルトカレーだったりします。(^^; ヤバイです。。。こんなんじゃ、また体調を崩すかもしれない。。。 もうすぐハワイ旅行に行く我が家は、これから絶対に風邪をひくわけにはいかないのよ~! 気合い入れて、風邪をひかないようにガンバリましょ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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