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テーマ:気になるビジネス書(248)
カテゴリ:読書
5/6に週一冊読書宣言をしてから9日目になってしまいましたが、
功名が辻(三)を読み終わりました。 信長、秀吉と仕えた、山内一豊のお話ですが、信長に謀反をおこした 明智光秀を速攻で滅ぼし、天下をとったまでは良かったものの、その後 の政治は、朝鮮出兵や、豪華な城の建設など、諸大名のための政治を できず、統率力を失う姿が描かれています。 やはり、国を治める人は民のために、リーダーは部下の為に、全力を 尽くしてはじめて、リーダーとして認められるものだと改めて感じました。 秀吉のわがままの中で、腰を落ち着け、時期をじっくり待っていたのが、 家康でした。この「功名が辻」では、山内一豊の妻、千代の眼力が素晴らしく、 次世代に向けた、家康への忠誠に傾いていく過程が非常によく分かります。 第四巻では、いよいよ関ヶ原の戦いになりそうです。 自分自身は、幕末に山内容堂が土佐藩主として一躍を担ったのをよく 知っているので、その先祖である山内一豊がどのようにして土佐藩主 になったのか、その部分に非常に興味があります。 第四巻、楽しみです。
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最終更新日
2016.11.20 15:50:22
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