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テーマ:気になるビジネス書(248)
カテゴリ:読書
シャープ崩壊(日本経済新聞社)では、権力者の人事抗争の末に
起きた悲劇について書かれています。 液晶事業への身の丈に合わない巨額投資の失敗の後、内紛が激化 し、効果的な打開策を打ち出せず、傷口が広がったとのことです。 具体的には、第4代社長であり「液晶のシャープ」を築いた町田勝彦 と、プリンスと言われた第5代社長の片山幹雄が2011年から対立し、 経営が迷走した、ということです。 その結果、台湾鴻海に救済されたことを考えると、日々業務に邁進 してきた社員の方々は、やりきれないだろうな、と思いました。 ただ、一方で、経営層だけでなく、現場レベルでの慢心も今回の 事態を招いた原因の一つなのだろうな、と勝手に推測しています。 台湾鴻海グループとしてのシャープの今後は注目です。
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最終更新日
2016.11.20 15:35:13
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