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テーマ:気になるビジネス書(248)
カテゴリ:読書
「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」を
読みました。 著者は、大学時代に「資本論」と「金持ち父さん貧乏父さん」 を読んで、その共通項として、 『資本主義経済のなかでは労働者は豊かになれない』 という主張を認識し、それを意識してきた、ということで、 非常に面白い視点だと思いました。 対策として、『自己内利益』という考え方を提起しています。 自己内利益=年収・昇進から得られる満足感 ー必要経費(肉体的・時間的労力や精神的苦痛) で、満足感と苦痛の最適なバランスを追い求める必要があり、 ただただ、昇進を目指して体を酷使して働くだけでは、永遠 にそれは終わらない、ということです。 そのための「働き方」のポイントとして、将来価値となる 仕事を積み上げることで、土台ができて、よりバランスの とれた自己内利益を実現できる、ということです。 ”「働き方」を変えるには、10年を費やす地道な努力が必要” というのが、非常に心に響きました。そうした仕事を選んで いきたいと思います。
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最終更新日
2016.12.04 20:24:32
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