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2017.06.25
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カテゴリ:読書
続編です。
以下、実行に移したいと思います。

<リーダーシップ3.0に必要な要素とは?>

要素1:ビジョンを持ち、語る

 ビジョンは戦略でも計画でもない
 ビジョンとは、将来像である
 将来の明確なイメージを今ここにあるかのようにまざまざと思い浮かべる、ということ。
 (Visualize)
 今はまだ夢のような将来のイメージをワクワク、ドキドキしながら想像すること

要素2:リーダーになる

 革命家は想像力と情熱を持って生まれる
 リーダーの必要条件
 1)指針となるビジョンを持っていること
 2)情熱を持っていること
 3)誠実であること
 4)信頼を得ていること
 5)好奇心と勇気を持っていること

要素3:ミッションを持つ

 自分が何者であり、何をこの世に残したいのか、
 どのような人生哲学を持っているのか、ということを意識し、
 また人に語れるようでないとリーダーにはない得ない。

 自身のギフトに気付き、それを活かす術を習得しつづけることにより、
 誰もが活き活きと輝ける 

要素4:他者を支援する、という自然の成長に従う

 自分がやるのではなく。部下や後輩にやらせて、
 彼らが結果を出せるよう応援する立場に回る。
 「我々は何かを得ることによって生活しているが、
  人生は与えることによって豊かになる」
 by アルバート・シュバイツァー

要素5:人間力を磨く

 <本田宗一郎の人間力 by 野中郁次郎>

 人を引きつける独特の雰囲気
 確固とした人生哲学や豊かな人間性
 周囲の人をその熱気に巻き込んで実現してしまう人心掌握術
 なにが社会的に「善」かを体験的に知っていた
 誰もが最初は無理な目標と思いながら、宗一郎の話を聞いていると
 「できるかもしれない」と考えてしまう影響力
 遊びも尋常ではなく、多様な人間を通して審美眼が磨かれ
 場の状況を読み適切に対応することで他人の共感を呼び起こす能力

要素6:仮面をとるーリーダは弱さを見せてもいい

 人間的な魅力は、仮面を被っている人からは感じようがない
 真の意味で部下を触発するリーダになる4つの要素
 1)自らの弱点を認める
 2)直感を感じる
 3)タフ・エンバシー(厳しい思いやり)を実践する
 4)他人との違いを隠さない

 「上司は三年かかっても部下を見抜けないが、部下は三日で上司を見抜く」
 将来のリーダが取り組むべき課題は、自分自身であること

要素7:ファシリテート(促進)する

 場を提供し、フォロワーが自律的に動くように支えるためには、
 リーダがファシリテータの役目を果たすことが必要になる

 <問題解決アプローチのプロセス>
 問題を特定する
  →原因を分析する
  →解決方法を検討する
  →アクションプランを作成する

 <ポジティブアプローチ>
 自分たちの強み・価値を発見する
  →その強み、価値を活かしてどうありたいか、
   最大の可能性を描く
  →現実的達成状態を共有化する
  →新しい取り組みを始める

要素8:「エンパワーメント」を正しく理解し実行する

 <エンパワーメントに必要な5つの要素>
 1)目標、目的を明確に共有
 2)使える費用、人員、ノルマを示す
 3)販売地域や商品の種類などの、制限、制約を明確にする
 4)結果に対する報酬を提供(給与/賞与、責任を任せる、表彰など)
 5)報告義務を課してよい

要素9:動機付けを行う

 リーダがメンバーの動機付けを行うことは必須の要件
 「セオリーZ」:「信頼」「ゆきとどいた気配り」「親密さ」
 仕事の満足に貢献している要因の81%
 1)達成感
 2)他社からの評価
 3)仕事内容への満足感
 4)責任感

 「大いに期待をしている」言われたメンバーと言われなかったメンバー
 で大きな差 → 上司の期待が部下を動かす力は絶大

<おわりに>
リーダーシップ3.0のあり方の背景
 1)「自律した個人」の存在が大前提
 2)組織と個人、リーダとフォロワーは対等
 3)リーダの役割は、いかに個々のメンバーとの「信頼」を築くか
 4)いかにして、一人ひとりのポテンシャルを引き出すか
 5)運命共同体ではないコミュニティ
 6)ネットワークにより情報はふんだんに得られる中で、
   社員はあえてそこで働くことを選んでいる

 リーダは、自らが周囲に与えるインパクト(影響)に対して
 常に敏感でなければならない。

今日、ここに書いたことを、何度も見ながら、日々、精進したいと思います。

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最終更新日  2017.06.25 15:05:28
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