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2018.01.08
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カテゴリ:読書
2018年の働き方改革に向けて、何かヒントはないかと思い、読んでみました。

北尾吉孝さんの「仕事を早くこなすこと」7つの本質、というのが、参考になりそうでした。

1)「惜陰」の自覚を持て
 ”人生の賞味期限”は決して長くはない。時間を惜しむ心が仕事のスピードを上げる第一歩となる。

2)ASPに時間をかけよ
 ASPとは、「Analysis(分析)」「Strategy(戦略)」「Practice(実行)」の頭文字。
 ここに時間をかけることが、のちのちのスピードを格段にアップさせる。

3)判断基準を1つにせよ
 稟議に手間のかかる会社は決断が遅いように、個人でも、判断基準がバラバラでは行動が遅くなる。
 仕事のスピードを上げるには、シンプルな判断基準が必須だ。

4)自分を信じよ
 たとえ周りに背いても、人間として正しいことであれば、自分を信じるべき。たとえ速くても、社会主義にもとる行動は真の成長につながることはない。

5)読書をせよ
 身体に食事が必要であるように、心には読書が必要である。
 健全な書物を栄養とした心は、正しく素早い判断を可能にする。

6)人から学べ
 自分の価値観を養うためには、読書だけでなく、人に学ぶことも重要。「人生の師」をもつ人とそうでない人では、成長の度合はまったく違う。

7)「胆識」を養え
 「知識」だけで満足してはならないのはもちろん、それも消化して自らの「見識」としたとしても、十分ではない。それを実行力の伴う「胆識」にまで高めようとすることが、自ずと仕事の速さを向上させる。

それ以外にも、

<バンダイ社長の上野和典さん>

「大切なのは、取り込む情報量は多くても、結論はシンプルなものにすることです。そうでないと結論を出したあと、ゴールにたどり着くまでの道のりが複雑になり、結局、時間がかかることになってしまいます。」

“赤字部門を任されるとしますよね。するとその部門を黒字にするためのステップとして、必ず3つか4つのクリアポイントがある。そのポイントさえクリアすれば、確実に黒字化できるものですよ。ですから、部下に指示を出すときも、あまり複雑にしない。「この事業を黒字化するには、コレとコレとコレをクリアしなくてはいけない。だからいまは、これにエネルギーを集中しなさい」
というだけです。
やるべきことがはっきりしていれば、無駄な行動が少なくなるので、ゴールに到達するまでの時間も短くて済みます。

「夕方5時半以降は仕事をしない」
→感性を磨いておきたいから。

<仕事に必要な3つのスピード>
1)問題発見・課題設定
2)意思決定
3)実行

色々な観点で、大変参考になりました。








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最終更新日  2018.01.13 22:50:26
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