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カテゴリ:読書
主役の国岡鐵造は、出光の創業者、出光佐三だそうです。
戦前から戦後にかけて、自身の信念を貫き、「石油」の将来性を見抜き、度重なる危機にも、覚悟を決めて立ち向かう。昭和の日本企業の強さである、「社員は家族」「企業は人」どんなに厳しいときにも、社員はクビにすることなく、給料を払い続ける。その思いに社員も応え、それ以上の働きをする、ということで、「強さ」を発揮していく。 日本的経営の強さを、感じることができます。 上巻では、戦前から戦争、そして敗戦まで、まったく順調ではないこともありながら、立ち向かい続ける話です。 下巻では、戦後の復興でどのように大企業にしていったのか、楽しみに読み進めたいと思います。
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最終更新日
2018.06.16 12:24:34
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