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カテゴリ:人の心理
最近マネジャー研修をやっているときに、
どうやったら部下へマネジャーが愛を示すことが できるんだろうなあって考えいたら 「ポン」っと言葉が落ちてきました。 それが、「関係性を豊かにする 4つの愛」です。 ○「あいさつ」(挨拶) ○「あいづち」(相槌) ○「あいコンタクト」(EYE) ○「あいメッセージ」(I) の4つなんです。 まず、 =========== ○『あいさつ』 の効果 =========== 私の母親と祖母は昔は関係性が悪く、一時期は別居するくらいの関係性になっていました。 しかし、母親がこのままではいけないっと一念発起し、 約1年ほど、毎日のように祖母の家を訪ね 「おばあちゃん、おはよう、今日は元気?」っと 「愛のこもった『挨拶』」を続けたのです。 そして、一年後祖母は母親に心を開き、同居することを決め 今は一緒に仲良くくらいしています。 冷め切ってしまった親子関係さえも「あいさつ」の愛は 変える事ができるんだあっと両親に気づかされた「愛」 でした。 =========== ○「あいづち」のすごさ =========== 人が人と話すときに最も話したくなる人は 『素直にうなづいてくれる人」です。 皆さんも経験があるとおもうんですが、 「あいづち」が多い人と、少ない人ではかなり話易さが 変わってくるとおもいます。 「あいづち」を多用し、話を聞いてくれる人には自然と 親しみと愛情が沸き、この人は自分を理解してくれているという『自己重要感」が高まります。 カーネギーの書いた本で有名な「人を動かす」という 世界的ベストセラーの本に書いてある最も大切な「人が動く」 ポイントが『自己重要感』でした。 人はみんな自分を大切にしてもらいたいのです。 その大切にして欲しいという気持ちを満たしてくれる人に 愛を感じ、その人のためにエネルギーを使いたい、 つまり行動したいっと想うのです。 ========= ○あいコンタクト ========= 人が最も信頼する人の行動が、『自分の目を見ているか?』 というチェックポイントです。 人の目を見て話す人は、信頼できますが 人の目を見て話さない人には、首をかしげる人が多いと 想います。 それくら『目を見る』『目を見ない』という違いがあります。 もちろん、『目を見る』ことが怖い人は、ちょっとずつの 練習が必要だとおもいます。 目が無理なら、眉間の間をみたり、鼻の頭をみたりと 相手の目を見ているように見えながら、視線がやわらかくなる という工夫をしてもいいかもしれません。 最後に ========= ○あいメッセージ ========= このあいメッセージで最近すばらしい事例を貰いました。 私の大好きな方でHさんという方がいるのですが、 現在そのHさんには8歳になるお子さんがいます。 お子さんが4歳のとき、自転車に乗り始めたそうなんです。 そのときHさんは、危ないからヘルメットをかぶってほしかったので、最初は「危ないからヘルメットをしなきゃだめだよ」 っと毎日のように注意をしていたそうです。 しかし、一向にお子さんはHさんの気持ちを汲み取ることを せずに、「格好悪いからヤダ」の一点張りでヘルメットを かぶってくれなかったそうなのです。 あるときHさんは考えました。 「どうして、息子は自分の言うことを聞いてくれないのだろう」 そのとき、自分が本心を息子に伝えていないことに 気づいたのです。 その瞬間からHさんの行動はかわり、息子への伝え方 伝える内容が変わりました。 「のりと(息子さんの名前)、お父さんは、「のりと」のことが大好きで愛してるんだ。 だからもし、「のりと」が自転車に乗っていて、こけたり 事故にあったりして、「のりと」にもしかしたらのことが 起こったりしたら、お父さんは生きていくことができない くらい悲しいんだよ。 だから、お父さんのために「ヘルメット」をかぶって くれないかな?」 そう伝えられたそうです。 それ以降 「のりと」くんは8歳になった今もヘルメットを かぶりつづけているそうです。 しかも周りの同級生たちはみんな「格好悪い」という理由で ヘルメットをつけていないのにも関わらずです。 親の愛が子どもに伝わった瞬間ですね。 この話をきいて私も早く子どもが欲しくなってしまいました 以上4つの事例からもこの4つの「愛」実践してみる価値が ありますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.06 10:48:43
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