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2007.06.06
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カテゴリ:人の心理
最近マネジャー研修をやっているときに、
どうやったら部下へマネジャーが愛を示すことが
できるんだろうなあって考えいたら


「ポン」っと言葉が落ちてきました。


それが、「関係性を豊かにする 4つの愛」です。


○「あいさつ」(挨拶)
○「あいづち」(相槌)
○「あいコンタクト」(EYE)
○「あいメッセージ」(I)

の4つなんです。



まず、
===========
○『あいさつ』 の効果
===========


私の母親と祖母は昔は関係性が悪く、一時期は別居するくらいの関係性になっていました。


しかし、母親がこのままではいけないっと一念発起し、
約1年ほど、毎日のように祖母の家を訪ね

「おばあちゃん、おはよう、今日は元気?」っと

「愛のこもった『挨拶』」を続けたのです。

そして、一年後祖母は母親に心を開き、同居することを決め
今は一緒に仲良くくらいしています。


冷め切ってしまった親子関係さえも「あいさつ」の愛は
変える事ができるんだあっと両親に気づかされた「愛」
でした。

===========
○「あいづち」のすごさ
===========

人が人と話すときに最も話したくなる人は
『素直にうなづいてくれる人」です。


皆さんも経験があるとおもうんですが、
「あいづち」が多い人と、少ない人ではかなり話易さが
変わってくるとおもいます。


「あいづち」を多用し、話を聞いてくれる人には自然と
親しみと愛情が沸き、この人は自分を理解してくれているという『自己重要感」が高まります。



カーネギーの書いた本で有名な「人を動かす」という
世界的ベストセラーの本に書いてある最も大切な「人が動く」
ポイントが『自己重要感』でした。


人はみんな自分を大切にしてもらいたいのです。
その大切にして欲しいという気持ちを満たしてくれる人に
愛を感じ、その人のためにエネルギーを使いたい、
つまり行動したいっと想うのです。



=========
○あいコンタクト
=========


人が最も信頼する人の行動が、『自分の目を見ているか?』
というチェックポイントです。


人の目を見て話す人は、信頼できますが
人の目を見て話さない人には、首をかしげる人が多いと
想います。


それくら『目を見る』『目を見ない』という違いがあります。


もちろん、『目を見る』ことが怖い人は、ちょっとずつの
練習が必要だとおもいます。


目が無理なら、眉間の間をみたり、鼻の頭をみたりと
相手の目を見ているように見えながら、視線がやわらかくなる
という工夫をしてもいいかもしれません。


最後に
=========
○あいメッセージ
=========


このあいメッセージで最近すばらしい事例を貰いました。

私の大好きな方でHさんという方がいるのですが、
現在そのHさんには8歳になるお子さんがいます。

お子さんが4歳のとき、自転車に乗り始めたそうなんです。


そのときHさんは、危ないからヘルメットをかぶってほしかったので、最初は「危ないからヘルメットをしなきゃだめだよ」
っと毎日のように注意をしていたそうです。


しかし、一向にお子さんはHさんの気持ちを汲み取ることを
せずに、「格好悪いからヤダ」の一点張りでヘルメットを
かぶってくれなかったそうなのです。



あるときHさんは考えました。

「どうして、息子は自分の言うことを聞いてくれないのだろう」


そのとき、自分が本心を息子に伝えていないことに
気づいたのです。


その瞬間からHさんの行動はかわり、息子への伝え方
伝える内容が変わりました。


「のりと(息子さんの名前)、お父さんは、「のりと」のことが大好きで愛してるんだ。

だからもし、「のりと」が自転車に乗っていて、こけたり
事故にあったりして、「のりと」にもしかしたらのことが
起こったりしたら、お父さんは生きていくことができない
くらい悲しいんだよ。


だから、お父さんのために「ヘルメット」をかぶって
くれないかな?」


そう伝えられたそうです。


それ以降 「のりと」くんは8歳になった今もヘルメットを
かぶりつづけているそうです。

しかも周りの同級生たちはみんな「格好悪い」という理由で
ヘルメットをつけていないのにも関わらずです。


親の愛が子どもに伝わった瞬間ですね。



この話をきいて私も早く子どもが欲しくなってしまいました


以上4つの事例からもこの4つの「愛」実践してみる価値が
ありますよ。






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Last updated  2007.06.06 10:48:43
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