斉藤が乱調 1回1/3で降板
5月13日(日) 上毛新聞より斉藤が乱調 1回1/3で降板日本ハム8 - 西武9 (函館) 7回戦 日本ハム4勝3敗↑ 記事ちっちぇ~ (負けちゃったしね。この日は県高校総体があったものですから)西武が1点差で辛勝した。1回に、ヘルマン、大崎の連続適時打で4点先制。二回は秋山の3点三塁打などで5点を加えた。石井は7回途中まで3失点で3勝目。日本ハムは先発した斎藤が1回1/3で降板。終盤の追い上げも及ばなかった。:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:この日の斉藤投手の投球はどうだったのでしょか(以下スポニチより)。▼日本ハム・鶴岡(先発した斎藤について)見ての通りです。あれ(初回の先頭打者への四球)から修正できなかった。また相手西武の石井投手は、この日 函館のグランドコンディションについて。▼西武・石井(6回2/3を9安打3失点で無傷の3連勝)あれだけ風が吹いてたので試合前には外で投球練習した。球があまり言うことを聞かなかったけどうまく投げられた。3連勝?きょうは斎藤君が負けごろだったんじゃないですか。石井投手はこの日の強風に少しでも慣れるようにあらかじめ外で投球練習をしていた。斎藤投手は屋内のブルペンで仕上げたが何の問題もなかった。むしろいい感じ。そして1回。先にマウンドに立った斎藤投手が気が付いた。想像以上の強い風が吹いていること。球が思うようにコントロールされないことに。これは不味いと思った。しかしもう試合は始まっていた。いきなり1番栗山に投げてみたところ、やはり思ったところに行かず、ボールの判定。最初の2つはボールでもよかったけど、あとの2つはストライクを取りにいった球だった。それが大きく外れてしまった。どうしてあんなコースにというところに。困った。本当に困った。しかしもうどうしようもなかった。その様子を石井投手は見ていた。「やっぱりそうか…」と思ったに違いありません。かつて吉田拓郎さんの歌で「イメージの詩」というのがありました。かなり前の、フォーク全盛時代のメッセージソングでしたが、その中にこんなフレーズがありました。「イメージの詩」 作詞作曲 吉田拓郎(一部抜粋)古い船には新しい水夫が乗り込んで行くだろう古い船を今動かせるのは 古い水夫じゃないだろうなぜなら古い船も新しい船のように新しい海へ出る古い水夫は知っているのさ 新しい海のこわさを海を時代に、船を組織に、水夫を世代に置き換えて考えてみてください。新しい時代は、新しい人たち、若者の手によって創っていくのがいい。古い時代の人たちは新しい時代を知らないから向いていない。といった何もかもが保守的な時代に、それをマンネリと感じて、革新的なものを求めようとした若者のメッセージフォークなんですが、いつも私が耳に残るのは最後の処。「古い水夫は知っているのさ 新しい海のこわさを」というフレーズ。当時は若者だった私も今はもう。まあ、歳をとったということなんですが。古い人間にもいいところがある。それは積み重ねてきた経験。それは何にも代え難いもの。ほんのちょっとしたことだけど、どこかに身に付けている。引き出しを開けてみれば、いろんなものが出てくる。役に立つものや、立たないものまで。差し詰め石井投手などは古い水夫。新しい海も古い海もまたよく知っている。対して斎藤投手はまだまだこれからという新しい水夫でした。翌日試合前に、同郷の先輩である西武・渡辺監督から「いい勉強になったな」と声を掛けられたそうです。ベテラン投手との経験の差がまんま出てしまった試合でした。プロ入り後初めてのスライド登板。慣れない地方球場のマウンドと球場の雰囲気。そして強風と肌寒い温度の中で、きっと苦しみもがいていたのに違いありません。この経験を次に生かしてもらいたい…。栗山監督からも「全然ダメな投球だけど、大きな肥やしにしてほしい。こういうときにどうするか、それが軸になる投手の役目」とエールを送られたそうです。また斉藤自身も「また函館で投げる機会があれば、リベンジしたいですね」と語ったとのこと。石井のおっさんを見習って(誰がおっさんやねん)。さて次の登板予定は19日(土)の広島戦で、ルーキー野村投手(明大出身)との対決になりそうです。 また慣れない屋外のマツダスタジアムということもあってちょっと気がかりではありますが。 まっ何とかなるっしょ。幸運を祈ります。クリックしていただけると励みになります…。↓↓ F,s LOVEにほんブログ村