「マイッたぁ!…」と言うよりほかはない 「スー沖」 (後編)
しかし、呆れたもんだ。初当たりはことごとく確率越えから、4度とも。もちろん時短中の当たりなどあるはずもなく、ただ耐えて耐えて打ち込んでいった結果がマイナス55Kとは。 いや、耐える必要なんかはまったくなかったのだが、もうそろそろ当たるだろう、などということは誰もが思うところでもある。回りはイマイチかもしれないが、この眼で一番釘がいいと判断したのだからこれでいい。いつもならよくてボーダー並みか、それ以下ばっかりのシマなのだから釘をアケたのは間違いないし、休日に打った台としてはずい分とマシなほうではないだろうか。ともかくツキがなかった。ヒキはもっとそれ以上に。しかし、やることはやったのだから、もうこれ以上何も言うまい…。途中、コンビニでキャッシングしていつもの店へ。もう勝負に執着するする必要もないほど勝ちから遠く離れてしまったが、この店では今後のためにも新台を打ってみようと思う。 リサーチということで「スー海in沖縄」のシマへ向かう。もちろん、もう勝つことなどは考えていない。てか、考えようがない(苦笑)。すでに6時を過ぎていたのにもかかわらず、新台コーナーのせいもあって空き台はなし。いや、角2が…。と、思ったがちょうど角3に座っていた奥さんがドル箱を隣へ移して、そこに入り角3が空きになった。 なので自分がそこへ。もう釘を吟味する余裕もなく座った台だったが、しかしこれほど酷いとは思わなかった。道理で奥さんが移動するはずだよ。最初の500円で7回転、次の500円でも8回転と等価でも負けそうな回りよう。それでも新台コーナーということで終日満席になっているらしい。本当にパチ店は客の足元を視(み)るのに長(た)けている。尤も、そうして商売というものは成り立っているんだろうが、どうも嫌な一面を見てしまった思いがした。とにかく、この台では打てない。と、そのとき2台隣が空きになった。もちろん、すぐさま移動をキメ込んだ。今度こそ頼むよ、という気持ちで回してみたところ、これも大したことはない。やっぱり15,6回/1Kくらいではなかろうか。1.5K入れたところで決めた。新台はもうこれくらいでいい。他のシマへ行ってみようと。そう思ったところでリーチが…。25回転目に「SU2」から「エビ」が右ラインにテンパイし「シーサー」へ。どうせ手前でハズれるだろうからと見ていたところ、マイナス1コマを過ぎたもので慌ててボタンをプッシュしたみた。と、魚群が!!…。その瞬間ピタっと止まり、確変大当たりの出来上がり。おおっ!たまげた。何で、こんなに回らない台で当たるんだか。って、当たりと回りは関係ないが、ともかく当たってしまったのでしょうがない。どうせ1セットだろうから終ったら移動しようと打ち込んでいくと、そうでもなかった。意外にもこういうときに限って?!…。(以下の通り) 25 「5」 「シーサー」(魚群、SU2、右) 6時10分( 4) 「3」 「ノーマル」(なし、中)( 9) 突確( 1) 「9」 「シーサー」(魚群、SU2、右)( 6) 「9」 「ノーマル」(なし、9×1)( 6) 「1」 「ジェットスキー」(泡、中)(55) 「4」 「 〃 」(泡、4×5)179 「3」 「タイフーン」(魚群、SU3、右) 7時08分(39) 「8」(確変) 「シーサー」(泡、SU1、右)( 3) 「2」 「タイフーン」(泡、中)221 ヤメ(7箱:11、950個) 7時56分 しかし、回らない、回らない。持ち玉なので多少のことなら我慢をしようかと思ったのだがとても出来ない。通常に戻ったとたん、回りの悪さから思いっきりブルーになってきてしまった。1箱で時短含めて210回転って、一体何だ!…。トータル確率はたしか122くらいだったと思うぞ。酷いじゃないか。それ以下なんじゃもうとても打っていられない。打てば打つほど負ける台ということがハッキリわかった以上もう仕方がない。1箱お返ししたところでお帰りすることに。まあ、しかし、これで新台のリサーチは出来たし、おまけに7箱もお土産を戴いたので結果オーライということになる。ツイている…。さっきの店とはエライ違いだと一人ほくそ笑みながら店を出る。そして、家路へ…。着かなかった(またかよ!)。途中で「エヴァMF」の入っている店を思い出したものでちょっと寄ってみることにした。こんなときにしか寄る気になれないくらい渋い店なので負けついでにリサーチを。すでに時刻は8時半。田舎の店ということもあって客は数人しかおらず、もちろん「エヴァMF」のシマも無人で台は選び放題。って、いうほど有難くもなく釘はかなり渋そうだった。まずは試し打ちから。寄り、ヘソ釘ともチェックしてみたところ、角台が良さそうっだったので打ってみた。と、最初の500円で9回転と、もうちょっと何とかなりそうな感じだったもので様子見をしていくと2K入れたところで「SSU2」から「シンクロ」へ発展。背景はシンジで図柄も「4」のシングルなのでこれは期待出来ない。早く終れよ、とボーっと見ている。しかし、何だか変だ…。「4」を1コマ過ぎても止まらない。しかも画面が真っ赤になり…って、これ「暴走」じゃん?!。おお、そうだ「…3」からはシングルからでも「暴走」に入るんだっけか。何だかわからないうちに突確を引いてしまったが、これは単発でチョン。さらに時短50回転はスルーして出玉も100回転ほどで消えてなくなってしまった。この台は確率“ニゴロ”の高確率機だが、その代わり時短50回転で出玉も1500個そこそこくらいしか出ないマイルドなタイプなので打ちやすいといえば、打ちやすいのだが、その分勝ちにくい。 まあエヴァマニアにはこういうのがちょうどいいのだろう。さて、呑まれてしまったものの、もうちょっと打ってみたくなった。なのでもう3K入れてみることに。しかし、回りは決してよくない。出玉1500個で100回転ということは16回/1K?!ええっ!! 等価でも負けそうだ(笑、って笑ってる場合じゃないよ)。ともかく打ってみることに。すると2.5K入れたところで画面に「予告」と。そして「瞬間、心、重ねて」から「ユニゾン」へ発展した。これって激アツパターンだったような…。大いに期待してみていると、やっぱり…「ヨッシャー!」と大当たりへ。そしてラウンド中に「静止した闇の中で」から確変に。って、いい流れになってきたぞ、試し打ちのカネが戻ってきてくれそうだ。いや、それ以上のものが…。(以下の通り) 19 突確(11) 「6」150 呑まれ(追い金)――――――――――――――― 39 「4」(確変)(10) 「3」( 5) 突確(11) 「7」( 5) 突確(14) 「4」 54 ヤメ (4箱:5,911個) 9時50分 3店計…(投資)62K (換金)53.7K (収支)-8.3K田舎のパチ店は終るのが早い。10時にもう閉店だと…。ちょうど時短が取り終わったところで時間となり、切り上げることに。負けついでにリサーチでもと寄った店でまさか勝たせてもらえるとは思ってもみなかったが、有難いものだ。2店ともプラスだなんてマジツイている。終ってみれば55Kの負債が8.3Kのちょい負けということに。しかし、最初の店のは一体何だったんだろうか。悪夢としか思えないが、ボーダー越えの台で大負けし、ボーダー以下の渋釘台で50K以上も戻って来るなんて今更ながらパチは本当にわからない。でも、これが確率の収束ということなんだろうか(爆)。では、また…。 ↓↓面白かった、ご苦労さんという方はクリックお願いします…。 パチンコブログランキング