実費補填型医療保険の少々辛いところ
高度先進医療改め先進医療の中でも高額ランキング上位となる重粒子線治療。その治療を受けたという人の治療費代の領収書のコピーを見せてもらった。もちろん、名前等は塗りつぶされていたが領収額312万円。ほ~~~!!コレが、実費負担の医療保険に入っていたため保険会社から、支払われたのだと言う。へ~~~!!そこで、ふと疑問に思い聞いてみる。「これって、治療費は先に払わないかんと?」担当者の満面の笑みが、ちょっと崩れる。「そこなんですけどね~。」損保系の実費負担の医療保険はあくまでも実費負担金を支払うという性質上医師の診断書のみでは支払いにならない。まず、医療費を払ってその医療費用から支払いに該当する分だけ補填されるのである。「じゃあ、これは312万円先に払いんしゃったったい。」「そうですねぇ。そういうことです。」そうか~。「お金が都合できん人はどうすると?」と聞いてみる。「う~~ん、すぐに保険で返済できるので借りるとかですねぇ・・」そうか~やっぱり~~。生保系の医療保険の場合医師の診断書の添付で請求できるのでそうしたいと思えば入院中でも請求することは出来る。診断書代は自己負担なので通常、退院後に請求されることが多いけれど場合によっては、病院にお金を支払う前に請求することも可能だ。そうか。弱点のない保険と言うのもなかなかないのだな・・とあらためて思う。実費補填型はこれからの主流になっていく医療保険なのだろうとは思うがここのところは気をつけよう!と思った。