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カテゴリ:病院のいろいろ
一昨日の晩かな、『ゆず』を聞きながらマンガを読んでいたゴルリナが急に言いました。「わかった~~、嬉しい!」
それから、何やらパソコンに向かって入力し始めました。 何が分ったのだろう、難しい算数の問題でも分ったのかと思ったら、さにあらず。考えていた小説のストーリーをどうすればいいのかが分ったというのです。 今ひとつ夏期講習には入り込んでいない風のこの子の頭の中は、書きたい話の筋で占められていたようです。 これを押さえつけて講習の復習をさせようと思っても、無駄。しかし、何とか時間を有意義に使わせたいと思って、塾の国語の先生に言われた復習のやり方を、逆にしてコメントしました。 読解のポイントは、作品を書くときのポイントでもあるはず。第一文が全体をどう読ませるかにとって重要、場面展開や心情描写の手がかりを考えて書く。ゴルリナは今まで何回か小説めいたものを書いているのですが、発想は面白いものの、文としては稚拙でした。それを、もう、そろそろ、自覚してもいいはず。読解問題でのポイントを自分の文章に当てはめて読んでみることができるようになれば、文章もずっと良くなるはずです。 のどが痛いと言っていたゴルリナ、今日は講習に行きましたが、昨日は休みました。お父さんと弟は富士山に行っていたので、母とゴルリナの二人でゆったりと過ごすことができました。講習には行けなかったけれど、会話の内容はとても充実していて母は嬉しかったです。世界の不思議なできごとは、多くがまちがいや嘘であったりするけれど、大発見はそういうものの中にあり、科学的に調べている人がいるということを交えて、宇宙人や、ネッシーや、雪男の話を、図鑑や世界地図を見ながらしました。この話を夏休みの自由研究にしたい!なんて、言っていました。 あと、メモチェと地理の暗記と、休んでしまったスキルアップの問題もやっていました。 もし、のどが痛くなくて講習に行っていたら、あれだけ語り合うことはできなかったのですが、講習に負けず劣らず、親子で楽しく充実した話題をめぐって話すことには値打ちがあったと思います。 夏期講習、ホントに拘束時間が長くて、フルに出席するとろくに話をすることもできません。ゴルリナの場合、プロパーな勉強以外に、何やら色々なものが頭の中に湧いているのです。それだけ、長時間の講習が苦痛になるのだと思います。 以前、受験をやめて小説の投稿をしたい、と言ったことがあり、その時には職業としての作家になることには否定的な意見を言ってしまいました。私自身が、そういう方面へのイメージを全く持たないためでもあり、単に今の勉強から逃れたいために言っている部分が見えるためでもありました。 昨日は、作家でなくても、脚本家など、文章を書く仕事はあること、ご近所にいらした以前亡くなった、可愛がって頂いたおばさんが、脚本家として活躍していたこと、なども話しました。 自分なりに、前向きな自分の将来像を考えてほしいものです。自分の気持ちと、今の課題の折り合いをつけて、有意義にこの夏を乗り切ってほしいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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