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テーマ:ガンの後の日常(82)
カテゴリ:ガン再発防止のために
三田病院頭頸科の主治医のところへ行きました。口の中を診て頂いて、首の触診をして頂いて、異常なしとのこと。
職場復帰して、ぼちぼちと仕事を再開しています。朝夕、慌しいです。ご飯を食べる時間が足りないですが、まぁまぁやっていけているということを報告しました。 口の中、と言っても、半分は上顎が無いので鼻の中に通じていますが、その掃除をすると、固まった汚れ(つまり鼻くそです)が取れます。その剥れる後が、膨らんで来ているようでちょっと気になっていましたが、それも心配ないとのこと。削った骨の残りの部分だそうです。とてもきれいに保てている、と、また褒めて頂きました。 いつもお風呂につかりながら、口の中の掃除を指でしています。術後2年目くらいまでは、柔らかい部分に触ると血が出たりしたものですが、最近はそれも無くなりました。始めは、触ってはいけないのではないか、とおっかなびっくり、でも汚れているのは気になって掃除していました。結局、触っていけないということはなかったようです。触っているうちに鍛えられてしまったのかもしれません。 あとは、ほっぺたが引っ込んで固くなり(硬縮)、口の中が狭くなってきているようで、プロテーゼが痛くなることがあると報告しましたが、これはしょうがない、とのこと。硬縮が進まないように、プロテーゼで逆に押してあげないといけない、とのことでした。現状、プロテーゼを入れておけば徐々に慣れて楽になるので、慣らして過ごすのがよいようです。 目の下も窪んできているのですが、これも骨が無いのでしょうがないらしいです。外科的に手術して(いわゆる再建のことでしょうか)直そうとしても、またその後かえって固くなったりする、とのことでした。 それよりも、エピテーゼを使って外見だけ補うことはできる、とのことで、エピテーゼのパンフレットを頂きました。術後3年も過ぎれば、外見上の変化も落ち着いてきて、エピテーゼも作れる、ということなのかな、と思いました。 外見は、そうひどく気にはしていないのですが、ほっぺたの「えくぼ」がけっこう深いのは、何とかできるのかもしれません。でも口が半分動かないのは、筋肉の動きは補えないわけだから、改善しないでしょうけれど。 お値段も、チラリと見せて頂いた表によると、45万円とか、書いてありました。でも、目が無いのを補ったり、鼻が無いのを補ったり、耳が無いのを補ったり、という場合の値段かもしれません。そういう場合の写真があり、かなり高精度のものが作れる感じではありました。 口腔癌の手術は大きな傷跡を残すこともありますから、高度なエピテーゼが作れるようになったことは素晴らしいことなのだと思います。えっと、明日にでも、紹介して頂いた連絡先をアップします。 引越し先のブログは最近は仕事の話ばかりになっていますが、よろしかったらお越しください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.19 23:32:54
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