テレビでおなじみのスポーツジャーナリスト二宮清純さんがとても興味深い競泳水着の記事を書かれていますので、気になるとこをピックアップし、私なりの説明や感想をしてみました。
内容は、2010年高速水着である「マテュースTX」についてです。機能など、詳しく分かりやすく説明されていますね。また、新し水着の展開なども書かれています。(第10回 みんな泳ぎがもっと速くなる!)
| 「お尻が浮いたり」、「着易い」、「柔らかなフィット感」などなど2008年~2009年でよく利用された高速水着のイメージを変えるこの水着について少しでも知ってもらえるといいなぁ~と思っています☆ъ(*゜ー^)♪
ちなみにマテュースジャパンは2010年日本水泳連盟の競泳ナショナルチームのサポートサプライヤーとなって正式に加盟しています。(競泳水着代表水着に新メーカー参入) |
ではまず、お尻が浮く感じという意見が多いみたいですが、これを飛行機が飛ぶ理論に例えられて表現されていて分かりやすかったです。
飛行機は翼の上を通る気流について、下を通る気流よりも速度を速くすることで“揚力”を作り、空を飛んでいる。
理論的には、この考え方と同じこと。つまり、マテュースTXを着用すれば、水中で“揚力”のような浮力を獲得することになるのだ。
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イメージすると下のような感じかなぁ~と。ヽ(*^∇^*)
そういえば、私の周りや経験者からの意見などを聞いたことありますが、確かにスピードが出てくると「お尻が浮く」感覚はあるそうです。
その辺を踏まえると、普段の練習の成果がスピード力を付け、さらに水着が後押ししてくれのかもしれませんね。
マテュースTXは着心地を追求し“包み込む”というコンセプトで・・・(略)・・・
マテュースTXは体への負荷を均一に分散させるため、3Dカメラを用い、3次元的に着用した姿を360度様々な角度から撮影しながら開発にあたっていった。
・・・(略)・・・
それはあたかも等間隔の等高線のようにきれいに体にフィットする形になっている。
つまり、どこかに負荷が集中するのではなく、万遍なく体に密着する作りになっているのだ。これによって、包み込む着心地を実現したのだ。
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万遍なく体に密着ですか~(・0・。)へぇ~。
伸縮性があるようなので、イメージ的には心地良く吸い付く感じなのでしょうね。
ちなみに表面はイルカの肌のような親水機能で、裏地は水を寄せつけない撥水機能となっています。
ただ、サイズには注意したいところです。ホームページでも説明されていますが、マテュースTXで締め付けを重視してしまうと、機能が半減してしまうからです。
これは記事素材が伸びてしまい、目が広がってしまうため。
なので、締め付けを重視するなら別メーカーにした方がいいと思いますよ。
北京五輪によって登場した高速水着は世間で「締め付ける=速くなる」というイメージが定着したことは確かにあり、現在も伝わっています。
しかし、筋肉を締め付けることで長時間着用できないことや、体に負担がかかりやすいといったデメリットもあります。大会の一発勝負なので逆にこれをプラスと考えられなくもないですが、練習道具としては最良なのかもしれません。練習といっても、もちろん、圧迫する水着の危険性を熟知し、回避しながらになりますが・・・
(今では、水着規制がかかり当時話題だった水着はレースでは使えず、練習用となっています。)
今回改めて勉強になった二宮さんの記事ですが、全体的な私の感想としては、マテュースTXは、中・長距離向きなのかなぁ~といったイメージを持ちました。
どのメーカーも色んな方向で、戦略的な水着の開発をしていますので、いずれも素晴らしく、多くのスイマーさんが試され愛用されています。
泳ぐ距離によって使い分けする方がいいのかもしれませんね。
また、「浮心」と「重心」を近づけるためのゼロポジション水着も実用化に向けて動いている。「浮心」と「重心」を一致させることで、スイマーは速く泳ぐことができるのだ。
・・・(略)・・・
9月20日スポーツ報知マスターズスイミングで、この2つのアイテムの貸し出しをスタートし一般ユーザーへ届ける予定
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とっても気になる水着が登場してくるみたいですね。気になる~。・゜゜・(≧◯≦)・゜゜・。・見てみた~~~~~~~~い!!!