ミズノ(mizuno)が、国際水泳連盟(FINA)の承認を受けた新型の水着「
ミズノGX」を2010年12月1日に正式発表しました。
体を圧迫して水中抵抗を抑える効果のミズノRXの考えは維持しているのに加え、RXよりも
伸長率が35%向上しています。
通常、よく伸びる素材は戻りが弱く、ホールド力の弱さにつながりますが、新たに開発した素材は、伸縮性に優れており、
よく伸びてしっかり戻るため、
強いホールド力と動きやすさを両立しています。また、
破れにくさも向上しています。
RXは、一人での着用が困難ですが、GXは伸縮性のアップにより一人でも着られるようになっているそうです(個人差あり)。
機能的には、『
ミズノRX』と『
ミズノMX-01』との中間といわれています。(
ミズノの展開水着一覧)。
構造としては、RXのフラットスイム理論(抵抗が一番少ない姿勢の維持)は変わっておらず、理想に近い姿勢に近づくことができる設計です。
さらにミズノでは一部を除き、
熱で接着加工が施してあります。他社よりは遅い採用ではありますが、結構しっかり接着してあるみたいなので、とあるメーカーのような剥がれるといったトラブルの数は少ないのかな~という印象ですね・・・。
後、親水水着とは対象的で、
全面に撥水加工がなされているため、水の中で軽さを感じます。
さらに肩のストラップにはシリコン加工を施した専用パーツを使用していますので、肌あたりをやさしくし、擦れや突っ張りを抑え、着やすさがアップしています。
ウエスト部は高い着圧により姿勢を維持するのに重要な骨盤、腹筋をしっかりとサポートしていますので、
体幹が安定、腰を高い位置に保つことで、よりフラットな水中姿勢を維持しやすくします。
太ももと足の付け根は、動きやすさを確保した適度な着圧に設計しています。
スタイルは、
男性用がスパッツ型。
女性用の背中はスパッツ型に
クローズバックとオープンバックの2種類のタイプを展開しています。
2011年1月より一部店舗で先行発売し、2月1日から全国の取扱店で販売される予定になっています。
ミズノGXの専用ホームページも登場していますので、参考にしてみてはいかがでしょう。寺川綾選手がナビゲートをしてくれていますよ。