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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「腕が腫れてますね」
「痛いけど我慢してます」 「浸透圧高いからね」 入院中の毒多ぁは、毎朝6時からと外来終わって16時頃の2回、脳浮腫を取るグリセオール(濃グリセリン+果糖)の点滴が500mlずつ計1000mlありますが、浸透圧が生理食塩水の7倍高い(濃い)ので、血管痛がひどいうえに腕がむくみます。 毒多ぁは、研修医の頃にいろいろな注射液を自分の手背の皮静脈に注射してみましたが、最も痛かったのはアレビアチンでした。セルシンとアタラックスも結構しみて痛いです。 抗生剤では、ミノマイシンは血管痛が強いようです。 小児科の場合、点滴よりも、内服の味のほうが問題です(いくら効いても内服できなければ×)。 抗生剤でも味付けはいろいろです。パセトシン(パイナップル味)、ユナシン(コーラ味)、サマセフ(ラズベリー味)、フロモックス(イチゴ味)、バナン(オレンジ味)、メイアクト(バナナ味)、オラスポア(ミックスフルーツ味)、クラリス(イチゴ)、リカマイシン(オレンジ)、エリスロシン(バニラ)、ジスロマック(オレンジパイナップル)、もちろんどれも不味いです。 シロップ(水薬)の場合は、メーカーはそれぞれ美味しく作っておりますが、混ぜると相当まずいので、毒多ぁは、出来るだけ、原液のままバラバラに処方しております(必要なものだけ使えるし、保存も利くしね)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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