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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「バファリンまだありますか?」
「えっ?もらってないけど」 「説明聞いてませんか?」 「アロハだからね」 主治医の院長(連休は一家でハワイ旅行)が、毒多ぁの脳梗塞予防として連休前にバファリン81mg錠を処方していったようですが、処方されていたとは知りませんでした。ハワイのことで頭がいっぱいで、処方も、紹介状も、まったく忘れているようです。 アスピリン(バファリン81mg錠)には、解熱鎮痛(冷やして炎症を抑える)作用の他に、血小板凝集能抑制(血が固まるのを防ぐ)作用がありますので、心筋梗塞や脳梗塞の予防薬として使用されます(脳梗塞再発率22%→18%に減少)。 薬剤には主作用と副作用があります。アスピリンを解熱剤として使えば出血傾向は副作用です。アスピリンを心筋梗塞や脳梗塞の予防薬として使えば、冷えるのが副作用となります(喘息など)。 ステロイドの場合は主作用が「消炎作用」で、副作用が「免疫抑制作用」となります。 どんな薬でも、主作用の他に副作用があることを知っておく必要がありますが、自分がどんな状況におかれて、何をすべきか、何をしているか(されているか)知っていれば、薬は恐くはありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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