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カテゴリ:化学物質過敏症
「日本も微小粒子PM2.5の規制に乗り出すね」
「10年遅れだね」 「美しい国日本なんてデタラメだからね」 1993年に定められた環境基本法では、大気中の浮遊粒子状物質(SPM:Suspended Particulate Matter:粒径10μm以下の微粒子:PM10)は、1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下、1時間値が0.20mg/m3以下、と定められております。 しかし、米国では、1997年、すでに微小粒子状物質(fine particles:粒径2.5μm以下のPM2.5)が規制対象となっております(大気環境基準年平均15μg/m3、24時間平均65μg/m3)。 PM2.5は毒性が強く肺の奥まで入るため、PM10よりも危険性が高いとされております(喘息・不整脈・発ガン性など)。特にディーゼル排気微粒子(DEP:Diesel exhaust particles)は危険とされております。 日本では、2001年に国会でNO2・PM法改正案が可決された際には「できるだけ早期に環境基準を設定すること」との付帯決議がありましたが、「人体への影響がはっきりしない」として先送りされてきました(お役所仕事!)。 現在、環境省はPM10の規制に動いておりますが、世界の研究の最先端は0.1PMの超微小粒子(ultrafine particules)に注目しております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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