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カテゴリ:夏カゼ・エンテロウィルス・アデノウィルス
「夏バテでだるいんです~」
「子どもさん夏カゼひいてませんか?」 「カゼっぽいです」 「黄色舌苔と鼓膜発赤ありますね」 7才の長女(IgE:64、ダニ3、HD3、チーズ2、ミルク2、卵白2、オボムコイド2、卵黄1)がアトピー喘息で時々受診する39才の母。 夏バテがひどくて外来を受診しましたが、舌苔が分厚く黄色くて、わずかな鼓膜発赤を認めました。 家族に夏カゼはいないか聞いたら、娘が熱っぽいそうです。 夏カゼはエンテロウィルスが70種類、アデノウィルスが50種類もいます。小学校入学までの6年間に全部の抗体を獲得する(皆勤賞)には、年間20個もかかる必要があります(というよりも知らないうちにかかっている)。 子どもは、夏カゼで「熱が高い」「目が赤い」「口内炎が痛い」「発疹がぼろぼろ出る」「吐いて下痢する」などの症状が出ますが、大人は「だるい」くらいしか症状が出ません。 夏バテの成人が受診すると、たいてい「子どもが夏カゼをひいている」ことが多いようです。 夏バテを油断して、不摂生していると、いきなりこじれることがありますので、注意が必要です。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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