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カテゴリ:化学物質過敏症
「H市に出張に行ったら顔が真っ赤に・・・」
「先月も東京出張の時でしたね」 「空気が悪くって・・・」 「ミミハナノド赤いですね」 「点滴してください」 8年前から首と関節部がガサガサの30才の女性。2月に過換気症候群(+溶連菌迅速感染)で総合病院に5日間入院し、4月から顔が真っ赤になって皮膚科で良くならず、2ヵ月前に当科を受診しました。 鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃の発赤腫脹充血を認めましたので、血液検査をしたら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、IgE:44、HD3(5.97)、ダニ3(5.44)、杉2(2.43)、雑草2(0.92)、TARC418、でした。 点滴(ミノペン+デカドロン)+内服(ミノペンorジスロマック)で症状は改善しましたが、先月も、今月も、飛騨を離れて都会に出張に行くと症状が悪化します。どうやらCS(化学物質過敏症)もあるようです。 外来のほとんどのアレルギー(荒れる気?)の人は飛騨を離れると症状が良くなりますが、飛騨を離れると悪化する、貴重なたった1人です。純粋にCSなのね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月18日 20時14分01秒
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