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カテゴリ:食品添加物・トランス脂肪酸・食の安全
「今朝マーガリンに触れたら顔が真っ赤になりました」
「マーガリンは毒です」 「卵と牛乳をどのくらい食べられるか検査を」 「卵も牛乳も毒です」 「検査してください」 「卵白2、ミルク2、ピーナッツ2、胡麻2、大豆1です」 生後2ヵ月から関節部が赤くてデルモゾールを塗っている9ヵ月の男の子。 今朝マーガリンに触ったら顔が真っ赤になったと受診しました。 卵と牛乳をどのくらい食べられるのか知りたいので血液検査をして欲しいとのご希望です。 血液検査では、IgE:50、卵白2(3.23)、ミルク2(1.64)、ピーナッツ2(0.82)、胡麻2(0.73)、大豆1(0.49)、ALT60、AST58、と肝機能も若干上昇しておりました。 マーガリン(トランス脂肪酸のカタマリ)は自然界に存在しない毒物(食べるプラスチック)であること、卵と牛乳とピーナッツと胡麻と大豆は腸が未熟なうちは、多量では危険であること、解毒する肝臓に負担がかかっていることを説明して、インタールを処方し、ステロイドを減量することとしました。 えっ?、マーガリンは植物性だろうって?。もちろんもともとは植物油(液体)です。 植物油を、工場の高圧水素で熱して、シス型の脂肪酸(液体)の構造式をグリッと捻じ曲げて、トランス脂肪酸(固体)にしたのが、マーガリンです。自然界に存在しない食べるプラスチックです。 世界中のまともな民族が、自然界に存在するバターを食べているのに、わざわざまがいものを作って食べるのが日本人の特技です。 野球の代わりに軟式野球。テニスの代わりに軟式庭球。バターの代わりにマーガリン。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月25日 22時59分20秒
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