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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「どうされました?」
「プロパデルムが効かなくなってきたんです」 「他のステロイドに変えてみましょうか?」 「知人がマコモ風呂できれいになったんです・・・」 「CSのオジサンね」 「この子はどうでしょうか?」 「マコモ風呂?無理でしょうね」 生直後から全身発赤ジクジクでプロパデルムを塗布している1才8ヵ月の男の子。 1年前に血液検査ご希望で受診したことがありました。IgE:1121、卵白6(404.0)、ミルク6(137.0)、チーズ5(69.2)、小麦4(32.1)、ソバ4(22.9)、大豆3(10.1)、米3(5.87)、バナナ3(4.50)、胡麻3(3.50)、トウモロコシ2(2.16)、リンゴ2(2.11)、黄色ブドウ球菌2(1.78)、ピーナッツ2(1.78)、アスペルギルス2(1.61)、HD2(1.60)、エビ2(1.40)、ピティロスポリウム2(1.34)、ジャガイモ2(1.31)、タラ2(1.30)、トマト2(1.26)、サバ2(1.25)、ホウレンソウ2(1.19)、鶏肉2(1.17)、カンジダ2(1.17)、オレンジ2(1.07)、TARC:1047。 突然の受診でしたが「プロパデルムがだんだん効かなくなってきた」「マコモ風呂をやってみたい」とのことでしたので「マコモ風呂はお金と手間が大変」「1才8ヵ月の児が長時間じっと我慢して入るのは困難」であることを説明して、お試しに、毒多ぁ謹製マコモ軟膏と、プロパデルムと同レベルのステロイド軟膏(リンデロンとメサデルム)を処方しておきました。 亀クリでは「マコモ風呂」は最後の手段です。漢方・乳酸菌・殺菌消毒・軟膏いろいろ試してもダメだったら(どうしようもなくなったら)マコモ風呂が出てきます。 デトックス効果は強力ですが、お金も手間も大変です。なによりも家族の協力が必要だからね。恐い恐い。 ステロイドは薬効別分類表に並べて説明します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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