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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「鼻は耳鼻科で診てもらってます!」
「耳鼻科の吸入はステロイドですよ」 「・・・」 生後から全身カサカサして、鼻汁・鼻閉があって、時々来る11ヵ月の男の子。 IgE:1、ダニ・猫・卵白・ミルク・小麦・大豆≦0.34。 軟膏や保湿を処方すると「ステロイドは入ってませんよね!」、いつもきちんと、こだわりの母でしたが・・・ 1ヵ月前に喘鳴が出現し、吸入で、喘鳴が消失しましたので、いつものザジテン+ムコダインに加えてオノンを追加いたしました。 今日も喘鳴があって受診しましたが「ムコダインは処方しなくていいです」「鼻閉と喘鳴があるのでムコダインあった方がいいですよ」「耳鼻科でもらってます」「耳鼻科で吸入してる?」「きちんとしてます」「耳鼻科の吸入はステロイドですよ」「・・・」どうやら吸入はただの蒸気だと思っていたようです。 耳鼻科の吸入は、たいてい、リノコート(ステロイド)+アミカシン(抗生剤)です。 亀クリの吸入は、パルミコート(ステロイド)+メプチン(気管支拡張剤)の場合と、インタール(抗アレルギー剤)+メプチンの場合があります。 えっ?インタールは最近はジェネリックのステリネブクロモリンを使っているだろうって。よくご存じで。明細書発行してるからわかっちゃうね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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