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毒多ぁ亀山の小児科日誌

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2012年01月27日
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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「インフルエンザの検査をしてください」
「インフルエンザ抗原(-)です」
「ケフラールは処方しないでください!」
「ケフラールは処方したことがありません」
「ケフラールでショックを起こすんです」
 周囲がインフルエンザAだらけで自分も熱感があったにもかかわらず、S県F市から高山に出張中の50才の男性。
 咽頭痛・関節痛が強く、我慢できずに、亀クリを受診しました。36.8℃(平熱は35℃)。
 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので検査しましたがインフルエンザ抗原(-)でした。
 抗生剤を処方しようとしましたが、「ショックを起こしたことがあるので」「ケフラールは処方しないでほしい」とのことでしたので「30年間処方したことがありません」「第1世代はいまだにケフレックス」あるいは「第3世代のフロモックスかメイアクトです」と説明しました。
 元祖セフェムの第1世代「ケフレックス(Cefalexin)」のメチル基(CH3)をクロール基(Cl)に置き換えたのが「ケフラール(Cefaclor)」です。わざわざ名薬ケフレックスC15H14N3O4S+CH3を毒薬C15H14N3O4S+Clに変えるという発想が信じられません。恐ろしいので、発売以来一度も使ってません。
 えっ?、何が恐ろしいのかって?ダイオキシン(2ベンゼン環+4Cl)やPCB(2ベンゼン環+1~10Cl)やDDT(2ベンゼン環+4Cl)などの毒物は全部塩素化合物です。
 薬物の一部をCl基に置き換えるというのは殺虫剤製造のようなものです。
 えっ?、抗アレルギー剤の「クラリチン」もCl基が入っているのに(4ベンゼン環+Cl)、多用しているだろうって?、抗ヒスタミン剤の中で、眠くならないのはクラリチン(1日1回)とアレグラ(1日2回)だけです。それも、クラリチンは妊婦の第一選択薬ですので、小児科医としては外せません。毒多ぁは2枚舌です。
 えっ?、それじゃあ、ケフラールの添加物が合わなかったのじゃないのかって?
 添加物はどの抗生剤もそれほど変わりません。
 ケフレックスカプセル:トウモロコシデンプン、タルク、ステアリン酸Mg、含水SiO2、ラウリル硫酸Na、ゼラチン、酸化チタン、青色1号、黄色5号。
 ケフレックス細粒:白糖、ポリソルベート80、シリコーン樹脂、アルギン酸Na、含水SiO2、香料、黄色5号アルミニウムレーキ、黄色5号。
 ケフラールカプセル:トウモロコシデンプン、タルク、ステアリン酸Mg、含水SiO2、カルボキシメチルスターNa、ラウリル硫酸Na、ゼラチン、酸化チタン、青色1号。
 ケフラール細粒:白糖、小麦デンプン、アルギン酸Na、ヒドロキシプロピルセルロース、シリコーン樹脂、β-カロテン、流動パラフィン、アラビアゴム、プロピレングリコール、リン酸、アスコルビン酸、含水SiO2、SiO2、香料。
 えっ?。前振りが長いけど結局何を処方したのかって?症状診断でタミフルカプセルでした。恐い恐い。





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最終更新日  2012年02月26日 14時05分38秒
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