|
カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「喘息テープが剥がれるんです!」
「あれ?ジェネリックになってますね?」 「薬局で勝手に変えたんです!」 「薬剤師に確認してみますTELLL」 「TELLLホクナリンテープジェネリックでしたね」 「久光製薬は貼付薬には自信があるって言ってました」 「自信過剰で剥がれますね」 生直後からの全身重症アトピーに、2才7ヵ月から強酸性水消毒をしていた10才の男の子。 2才7ヵ月:IgE:4726、ダニ≧100、卵白47.6、大豆28.0、米17.6、小麦13.9、ミルク11.2、カビ2.90、黄色ブドウ球菌0.87 5才8ヵ月:IgE:1187、ダニ236.0、HD205.0、杉165.0、犬21.7、ヒノキ19.7、イネ科15.6、ブタクサ11.6、卵白4.73、胡麻4.10、ジャガイモ2.84、米2.83、大豆2.61、小麦2.04、ミルク2.00、ソバ1.87、バナナ1.68、エビ0.96、サバ0.66、カビ0.57、イクラ0.57、メロン0.56、ヤマイモ0.42、イカ0.36、黄色ブドウ球菌・タコ≦0.34 5才10ヵ月から亀クリに「強酸性水だけを大量貰いに来て冷凍保存」受診し、全く営業には貢献しない母子でした。 9才9ヵ月:IgE:1232、ダニ6(204.0)、杉6(194.0)、犬3(13.1)、イネ科3(5.72)、ブタクサ3(5.56)、カビ2(2.29)、ミルク2(0.94)、大豆2(0.76)、マラセチア1(0.60)、ピティロスポリウム1(0.55)、黄色ブドウ球菌≦0.34、TARC:1441、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 先週喘鳴があって受診しましたので、聞いたら、2才の時にホクナリンテープ(喘息の気管支拡張剤)を貼った既往があり、8才の時にメプチン(喘息の気管支拡張剤)を吸入した既往があるそうです。 10才9ヵ月:IgE:1019、ダニ6(183.0)、杉6(147.0)、犬3(14.8)、イネ科3(6.94)、ブタクサ3(5.86)、カビ2(3.10)、トマト2(2.38)、エビ1(0.58)、メロン1(0.41)、マグロ≦0.10、TARC:848、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) メプチン吸入が奏功したので、ジスロマック内服とシングレア内服とホクナリンテープを処方したら、薬局でジェネリックのツロプテロールテープ「HMT」に変更されていて、剥がれてしまうとのことでした。 薬剤師に聞いたら「久光は『貼り薬には自信がある』と豪語しているので久光にした」とのことでした。たしかに「サロンパス」も剥がれやすいです。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年08月07日 22時11分54秒
コメント(0) | コメントを書く
[薬物・薬効・薬害] カテゴリの最新記事
|