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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「呼吸が苦しくて眠れないんです」
「喘息の薬が出てますね」 「喘息って言われてません」 「喘息にはペリアクチンは禁忌です」 「やめたら楽になりました」 生後6ヵ月から鼻炎中耳炎があって、カルボシスティン・ペリアクチン・シングレアを内服しても良くならず、ホクナリンテープはかぶれる4才の男の子。 2日前から苦しがって眠れないと受診しました。 鼓膜発赤と著明な鼻閉を認め、胸部には喘鳴を認めませんでした。 ジスロマック+シングレア+ムコソルバンに変えたら、すぐに良くなりました。 シングレア(LT受容体拮抗剤)+ホクナリンテープ(β2刺激剤)は完全に喘息の治療ですが、喘息の説明は受けていないようです。 喘息のあるなしはともかく、ペリアクチンは抗ヒスタミン作用+抗セロトニン作用がありますので、洟・痰がピタッと止まって爆睡します。飛騨のジジババはピタッと止まって喜びますが。洟と痰が詰まっている児は余計詰まって死ぬほど苦しくなります。 特に喘息発作には(窒息するので)禁忌ですし、キレやすい児で注目されているセロトニンを抑える抗セロトニン作用はLSD25と同等と言われております。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月13日 10時02分29秒
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