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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「フェナゾールを塗っても良くならないんです」
「フェナゾ―ルは効きませんよ」 「何か処方してください」 「卵とパンを控えて合う軟膏を探してください」 1ヵ月前に離乳食を開始してから顔(眼・口周囲)に発赤ガサガサのある6ヵ月の女の子。父花粉症。 フェナゾールを塗っても良くならないと受診しました。 鼻粘膜の腫脹を認めましたので、簡単にアトピーの説明をして、非ステ(NSAIDs)を処方しました。 4年前にアンダーム(ブフェキサマク)が製造中止になってから、アンダームと同類の非ステロイド消炎軟膏(NSAIDs: Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs)がいろいろ試されております。 亀クリでは、スタデルム(イブプロフェン)>デルマクリン(グリチルレチン)>アズノール(アズレン)>スルプロチン(スプロフェン)の順でリピーターが多いです>フェナゾール(ウフェナマート)が良いと言った患者さんはこれまでに誰も居りません(存在価値なし)。 アトピー治療の基本は合う物を探す・合わないものを減らす。です。 合う軟膏で抑えている(対症療法)間に、原因を減らすのが(除去)基本です。次回は指導か検査ね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年05月03日 10時28分22秒
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