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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「昨年から耳鼻科でアスベリン内服してるんです」
「咳止めですね」 「咳は全然ないんです」 「約束処方ですね」 「乾燥肌も治らないんです」 「冷え症のアトピー体質ですね」 「検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 昨年8月から中耳炎で耳鼻科通院(カルボシスティン・アスベリン)しても良くならず、年末12月から乾燥肌で皮膚科通院(ケトテン・亜鉛華軟膏)しても良くならない1才8ヵ月の男の子。母花粉症。 昨日、ママ友に「咳が無いのに咳止めはおかしい?」と言われて、亀クリに来てしまいました。36.9℃。 鼓膜発赤と鼻粘膜の強い腫脹充血および軽度の咽頭扁桃腫脹を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。鼻汁培養:Branhamella catarrhalis(3+)、PSSP(3+) 1才8ヵ月:IgE:9、ダニ0.18、HD0.16、杉・卵白・ミルク・小麦・胡麻・大豆・ジャガイモ・バナナ<0.10 結局、冷え症の隠れ型アトピー+マイコプラズマ感染+肺炎球菌中耳炎は、抗生剤(アジスロマイシン→セフジトレンピボキシル)内服と、非ステロイド消炎軟膏+保湿(スタデルムcr+ビーソフテンスプレー)で良くなってしまいました。 たいていの医療機関は、症状に関係ない薬が出てくることがあります。 咳がなくても咳止めの入った約束処方(ムコダイン+アスベリン+ペリアクチン)は、昔は普通でした。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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