|
カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「昨日フルーツ牛乳でショック起こしました」
「牛は完全除去でしょう?」 「私の妹がジュースと勘違いして冷蔵庫に」 「I君もジュースと勘違いして飲んだんですね」 「救外でエピペンは持っていないのかって!」 「エピペン処方します」 生後2ヵ月からアトピー+食物アレルギー、生後10ヵ月から喘息、3ヵ月前にかぼちゃコロッケ全身蕁麻疹で救外に掛かったことのある10才の男の子。 昨朝フルーツ牛乳でアナフィラキシを起こして(セレスタミン内服後)救外にかかったら「エピペン持っていないのか」と叱られたそうです。 早速エピペンを処方しました。 エピペンはアレルギーを抑える薬ではありません。昇圧剤・交感神経刺激薬です。 心臓が止まった時の心臓マッサージ(救急蘇生)のような薬剤です。 処方はしましたが、ショック状態のときに、誰が打つか決めなければいけませんので大変です。 1年半前に、調布市で毒チヂミ殺人事件がありましたが、エピペンを打つ人が決まっておらず、死亡してから校長?が打ったようです。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月03日 03時13分56秒
コメント(0) | コメントを書く
[薬物・薬効・薬害] カテゴリの最新記事
|